Xiaomi Redmi Note 10 Pro 購入記5:StagOS 11からMSM Xtended XR v7.0に移行(そろそろちゃんと使いはじめますか・・・)編

そんなわけで、なんかイマイチなROMしか出てこなくてなんだかなー感が日増しに強まっていたRedmi Note 10 Proちゃんであるが、さすがにそろそろ使っていこうかなーという気もするのである。ライバルがHavoc搭載のRedmi Note 9Sなので、あえて無理して移行する必要性は全くないのだけれども。ただ、買ってしまった以上、どこかで重い腰をあげて移行する必要があるのも事実である。ちょっとだけ、「Redmi Note 10 Proは密かに売っちゃって、超安くなってるOnePlus 8Tに移行しようかな?」と思ってしまったのはここだけの秘密だ。


*OnePlus 8Tは、現在、定価にディスカウントが入っていて450ドルくらいで買えます・・・(これで不満のある人はいるの?というくらいの素晴らしいスマホです)


ということで、HavocやCrDroidの影も形も見えない中、MSM Xtendedのオフィシャルビルドの新しいバージョンが出てきたので、こいつを焼いてみた。MSM Xtendedも、HavocやCrDroidと同じく、(1)Official版が存在する、(2)vanillaビルドが存在する、(3)UIにどうでもいい奇妙な主張やクセがない、あたりが自分のカスタムROMの選択基準にピッタリ合致するのである。


以下はいつもの作業ログである。


過去にさんざん同じことを書いてきたので、今回はかなりあっさりとした内容になっている。


焼き方のクセについては、前回の記事を参照のこと。




・TWRPの更新


まずは、TWRPに新しいのが出てたので更新してみた。Official版ではないのでリンクは書かないが、Nebrassyの最新版である。OrangeFoxも使ってみたのだが、自分にはやっぱりTWRPが使いやすいのである。




・ROM焼き


特筆することもないので割愛。


TWRPから焼くだけである。




・いらないアプリぶち消し


これも、もはや流れ作業になっていると言ってもいい、いないアプリぶち消し作業である。


今回はこんな感じ・・・。

pm uninstall -k --user 0 com.android.calculator2
pm uninstall -k --user 0 com.google.android.apps.cameralite
pm uninstall -k --user 0 com.android.deskclock
pm uninstall -k --user 0 com.google.android.apps.photosgo
pm uninstall -k --user 0 mark.via.gp


たったこれだけっていうのがすごいよね。MSM Xtendedがいかに優れたカスタムROMかというのがわかるというもの。




・細かい設定


あとは、カスタムROM特有の設定をお好みにいじるだけである。


自分は以下な感じ。

・本体へのファイル転送を可能にする設定

デバッグモードをONにして、
Developer options → USB debuggingをオン
Developer options → Networking → Default USB configuration → File Transferを選択

・Android11全般の設定

Settings → Network & internet → Wi-FiWi-Fi preferences → Notify for public networksをオフ

Settings → Privacy → Autofill service from Googleをオフ

Settings → Accessibility → Power button ends callをオン

Settings → Google → Ads → Opt out of Ads Personalizationをオン

Settings → System → Date & time → Use local defaultをオフ
Settings → System → Date & time → Use 24-hour formatをオン
Settings → System → System updates → Preferences Auto updates check → Neverにする

・MSM Xtended固有の設定


Settings → X-Tensions → Theme room → Dark theme → Turn on
Settings → X-Tensions → Theme room → Accent picker → 黄色系にする(ダークテーマと相性がいいので)
Settings → X-Tensions → Theme room → Gradient picker → 上記と同じ色にする(自分はグラデーションとかいらないので)
Settings → X-Tensions → Theme room → Font → 適当に好きなのに変える

Settings → X-Tensions → Gestures → System settings → Quickly open cameraをオフ

Settings → X-Tensions → Status bar → Clock and date → Date → Normal font size
Settings → X-Tensions → Status bar → Clock and date → Date format → 好きなのを選ぶ

Settings → X-Tensions → Status bar → Statusbar battery indicator → Battery percentage → Next to the icon


だいたいこんな感じか。


どう考えてもここらへんをデフォルトにした方がいいと思うので、そのうち改善されることを切に願います・・・。



あとは、自分は毎回ランチャーをLawnchairにして好みの感じに設定している。

詳しくはこちらをご参照のこと。


出来のよいカスタムROMだからこそだが、MSM Xtendedの場合は、本当にやることがなく、他に何かやるとしたら、適当にカメラとかフォントを設定するだけである。




・カメラ


カメラはこちら↓の記事に書いてあるとおり、



MGCの最新版を愛用中。


https://www.celsoazevedo.com/files/android/google-camera/dev-bsg/f/dl34/


MGC_8.1.101_A9_GV1h_MGC.apk


をインストールした。




・フォント

フォントもいつも通りの作業をするだけである。



ここらへんを参照のこと。





ということで、激推しではないがMSM Xtendedは非常にこなれた感のある良質なカスタムROMである。しばらくは、これを使ってみようと思っているところである。


*2021年07月03日追記:

と、まあ偉そうなことを書いたのですが、その直後にCrDroidのUnofficial版が出まして(出たというか、7.6が初出で7.7が出たばっかり)、こいつを入れたらやっぱり違うなーと。こいつとHavocは別格に使いやすいなーと・・・。ついでにカーネルもDelta Kernelに変えまして、こちらもなかなか調子がよいです(自分は少なくともYukiよりは好きです)。

なので、やっぱりOfficialのCrDroidかHavocを待ったほうがよさそうですね。それまでは、Redmi Note 9SのHavocでガマンですか・・・。

*2021年07月04日追記:

と思ってたら、CrDroidのUnofficialが昇格して、Officialになったみたいです。7月4日のROMがOfficialです。速やかにインストールして、問題なさそうであればいよいよRedmi Note 9Sから移行しようと思います。