そんなわけで、なんかイマイチなROMしか出てこなくてなんだかなー感が日増しに強まっていたRedmi Note 10 Proちゃんであるが、さすがにそろそろ使っていこうかなーという気もするのである。ライバルがHavoc搭載のRedmi Note 9Sなので、あえて無理して移行する必要性は全くないのだけれども。ただ、買ってしまった以上、どこかで重い腰をあげて移行する必要があるのも事実である。ちょっとだけ、「Redmi Note 10 Proは密かに売っちゃって、超安くなってるOnePlus 8Tに移行しようかな?」と思ってしまったのはここだけの秘密だ。
*OnePlus 8Tは、現在、定価にディスカウントが入っていて450ドルくらいで買えます・・・(これで不満のある人はいるの?というくらいの素晴らしいスマホです)
ということで、HavocやCrDroidの影も形も見えない中、MSM Xtendedのオフィシャルビルドの新しいバージョンが出てきたので、こいつを焼いてみた。MSM Xtendedも、HavocやCrDroidと同じく、(1)Official版が存在する、(2)vanillaビルドが存在する、(3)UIにどうでもいい奇妙な主張やクセがない、あたりが自分のカスタムROMの選択基準にピッタリ合致するのである。
以下はいつもの作業ログである。
過去にさんざん同じことを書いてきたので、今回はかなりあっさりとした内容になっている。
焼き方のクセについては、前回の記事を参照のこと。
・TWRPの更新
まずは、TWRPに新しいのが出てたので更新してみた。Official版ではないのでリンクは書かないが、Nebrassyの最新版である。OrangeFoxも使ってみたのだが、自分にはやっぱりTWRPが使いやすいのである。
・ROM焼き
特筆することもないので割愛。
TWRPから焼くだけである。
・いらないアプリぶち消し
これも、もはや流れ作業になっていると言ってもいい、いないアプリぶち消し作業である。
今回はこんな感じ・・・。
pm uninstall -k --user 0 com.android.calculator2
pm uninstall -k --user 0 com.google.android.apps.cameralite
pm uninstall -k --user 0 com.android.deskclock
pm uninstall -k --user 0 com.google.android.apps.photosgo
pm uninstall -k --user 0 mark.via.gp
たったこれだけっていうのがすごいよね。MSM Xtendedがいかに優れたカスタムROMかというのがわかるというもの。
・細かい設定
あとは、カスタムROM特有の設定をお好みにいじるだけである。
自分は以下な感じ。
・本体へのファイル転送を可能にする設定
デバッグモードをONにして、
Developer options → USB debuggingをオン
Developer options → Networking → Default USB configuration → File Transferを選択
・Android11全般の設定
Settings → Network & internet → Wi-Fi → Wi-Fi preferences → Notify for public networksをオフ
Settings → Privacy → Autofill service from Googleをオフ
Settings → Accessibility → Power button ends callをオン
Settings → Google → Ads → Opt out of Ads Personalizationをオン
Settings → System → Date & time → Use local defaultをオフ
Settings → System → Date & time → Use 24-hour formatをオン
Settings → System → System updates → Preferences Auto updates check → Neverにする
・MSM Xtended固有の設定
Settings → X-Tensions → Theme room → Dark theme → Turn on
Settings → X-Tensions → Theme room → Accent picker → 黄色系にする(ダークテーマと相性がいいので)
Settings → X-Tensions → Theme room → Gradient picker → 上記と同じ色にする(自分はグラデーションとかいらないので)
Settings → X-Tensions → Theme room → Font → 適当に好きなのに変える
Settings → X-Tensions → Gestures → System settings → Quickly open cameraをオフ
Settings → X-Tensions → Status bar → Clock and date → Date → Normal font size
Settings → X-Tensions → Status bar → Clock and date → Date format → 好きなのを選ぶ
Settings → X-Tensions → Status bar → Statusbar battery indicator → Battery percentage → Next to the icon
だいたいこんな感じか。
どう考えてもここらへんをデフォルトにした方がいいと思うので、そのうち改善されることを切に願います・・・。
あとは、自分は毎回ランチャーをLawnchairにして好みの感じに設定している。
詳しくはこちらをご参照のこと。
出来のよいカスタムROMだからこそだが、MSM Xtendedの場合は、本当にやることがなく、他に何かやるとしたら、適当にカメラとかフォントを設定するだけである。
・カメラ
カメラはこちら↓の記事に書いてあるとおり、
MGCの最新版を愛用中。
https://www.celsoazevedo.com/files/android/google-camera/dev-bsg/f/dl34/
をインストールした。
・フォント
フォントもいつも通りの作業をするだけである。
ここらへんを参照のこと。
ということで、激推しではないがMSM Xtendedは非常にこなれた感のある良質なカスタムROMである。しばらくは、これを使ってみようと思っているところである。
*2021年07月03日追記:
と、まあ偉そうなことを書いたのですが、その直後にCrDroidのUnofficial版が出まして(出たというか、7.6が初出で7.7が出たばっかり)、こいつを入れたらやっぱり違うなーと。こいつとHavocは別格に使いやすいなーと・・・。ついでにカーネルもDelta Kernelに変えまして、こちらもなかなか調子がよいです(自分は少なくともYukiよりは好きです)。
なので、やっぱりOfficialのCrDroidかHavocを待ったほうがよさそうですね。それまでは、Redmi Note 9SのHavocでガマンですか・・・。
*2021年07月04日追記:
と思ってたら、CrDroidのUnofficialが昇格して、Officialになったみたいです。7月4日のROMがOfficialです。速やかにインストールして、問題なさそうであればいよいよRedmi Note 9Sから移行しようと思います。