なかなかに話題沸騰なのである。去る、4月10日にXiaomiより「Redmi Turbo 3」というスマホが発表されたのである。名前からして「Redmi Note 12 Turbo」の後継であるに違いなく、インドをメインにした海外マーケットではPOCO F6として発売される予定らしい。
気になるスペックは↓な感じである。
Redmi Note 12 Turbo | Redmi Turbo 3 | |
---|---|---|
発売日 | 2023年3月 | 2024年4月 |
CPU | Snapdragon 7+ Gen2 | Snapdragon 8s Gen 3 |
メモリ | 8GB/12GB/16GB | 12GB/16GB |
ディスプレイ | 6.67インチ 20:9 有機EL | 6.67インチ 20:9 有機EL |
解像度 | 2400x1080 | 2712x1220 |
ppi | 395 | 446 |
メインカメラ画素数 | 6,400万画素 | 5,000万画素 |
F値 | F2.2 | F1.7 |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh |
サイズ | 161.11 x 74.95 x 7.9mm | 160.5 x 74.4 x 7.8 mm |
重量 | 181g | 179g |
SDカード | なし | なし |
UFS規格 | UFS3.1 | UFS4.0 |
Band19対応 | ○ | ○ |
5G対応 | ○ | ○ |
ヘッドフォンジャックの有無 | ○ | なし |
参考価格 | 約3.8万円~約5万円 | 約4.2万~約6万円 |
スペックをざっと見る限り、12 Turboより嬉しい点は、ディスプレイの解像度があがった点と、唯一の弱点と言われていたカメラがマシになったところか。今回はソニー製の「LYT-600」を選択したらしく(12 TurboはOmniVisionのOV64B)、弱点に対してしっかりと対策を立ててくるところがXiaomiらしい。
ただし、自分の使い方だとヘッドフォン端子がはぶかれたのが見過ごせないところで、写真も全然撮らないので、とりあえずは12 Turboでいいかなといったところだろうか。
いずれにせよ、カスタムROMの対応度が重要になるわけで、特にCrDroidがポートされるかどうかで良し悪しが決まるはずである(まあされるでしょうが)。なので、ここから半年くらいは様子を見てから(ちょうど11.11になるしね)購入を考えるのがよさそうだと思われる。
最近、Xiaomiはブートローダーも以前よりアンロックの敷居を上げてきているし、MediaTekのDimensityをバシバシ使ってきたりと、カスタムROMにやさしくない方向に向かってきているような気がするが、そんな中、Redmi Turbo 3はよくぞ出してくれたというちょうどいい感じのスペックで市場に投入されたわけで、値段も手頃なので悪くない選択になりそうである。