そんなわけで、去る8月10日に全Mi Pad 4ユーザーが待ち望んでいた後継機のMi Pad 5が正式にXiaomiから発表されたのである。
様々なサイトで情報が錯綜しているが、簡単にまとめると、
- 無印のMi Pad 5
- Pro付きのMi Pad 5 Pro(無印とはCPUが違う)
- Proに5GがついたMi Pad 5 Pro 5G
の三種類があると思えばいいということらしい。ということは、Wifiオンリーのタブレットがあるということなのだが、これは今の流行りなのだろうか?自分はあまり価値を感じないのだが・・・。
それはともかくいつもの比較表である。
スペック比較表
Xiaomi Mi Pad 4 | Xiaomi Mi Pad 5 | Xiaomi Mi Pad 5/5G | |
---|---|---|---|
発売日 | 2014年11月7日 | 2021年8月 | 2021年8月 |
CPU | Snapdragon 660 | Snapdragon 860 | Snapdragon 870 |
メモリ | 3GB | 6GB | 6GB/8GB(5G) |
内蔵ストレージ | 16/32GB | 128GB/256GB | 128GB/256GB |
ディスプレイ | 8インチ IPS液晶 16:9 | 11インチ IPS液晶 | 11インチ IPS液晶 |
解像度 | 1920×1200 | 2560×1600 | 2560x1600 |
ppi | 283 | 274 | 274 |
メインカメラ画素数 | 1,300万画素 | 1,300万画素 | 1,300万画素/5,000万画素(5G) |
F値 | F2.2 | F2.0 | F2.0/?(5G) |
バッテリー容量 | 6,000mAh | 8,720mAh | 8,600mAh |
サイズ | 1200.2x120.3x7.9 | 254.7x166.3x6.9 | 254.7x166.3x6.9 |
重量 | 342.5g | 511g | 515g |
Antutu | 150,844 | ? | ? |
LTEモデルの有無 | ○ | X | ○(LTEモデルなし、5Gモデルのみ) |
SDカードスロットの有無 | ○ | X | X |
ヘッドフォン端子 | ○ | ? | ? |
参考価格 | $199(自分が買った値段) | CNY1,999($308)/2,299($354) | CNY2,499($385)/2,799($432)/3,499($540) |
個人的なポイントを簡単にまとめると、
- 8インチサイズがないのは残念ではあるが、時代の流れを考えてもそこにギャーギャーいうのは違うと思う
- LTEモデルがないのは結構痛いかも、5Gに興味はないので
- でも、買うとしたら5Gモデルになっちゃうので、$540という値段をどう見るか、正直割安感はない
- SDカードスロットが廃止されたのはカスタムROM命のオッサンとしてはかなり痛い、それに、OnePlus等の競合機に対してのメリットもなくなってしまうのでは?
- OLEDじゃなかったのも意外、おそらく液晶のクオリティはそんなに高くないと思われる(高級機ではないので)
あたりが買うかどうかの判断とされるポイントになるだろう。
とりあえずの感想としては、カスタムROMコミュニティの反応を見つつ、OnePlusの「OnePlus Pad」なんかの正式発表を待ってもいいかも、という感じである。今すぐ予約して購入!というほど興奮はしなかったし、必要性も感じなかった。ただ、出ただけでもありがたい、というのももう一つの感想である。
もうちょっと情報が欲しいというのもあったりする。例えば、Band19に対応しているかどうかとか(まあ、間違いなく対応してないけど)、そこらへんは分かり次第、追ってこのページにてアップデートする予定である。
*2021年08月12日追記:
5G版の対応バンドが、1/2/3/4/5/7/8/19/34/38/39/40/41/42と報道されていますが、Band20に対応していないなんてありえるのでしょうか?もうちょっと情報を集めてみようと思います。
と、思ったら、公式ページにスペックが載っていました。Band19に対応していることも、Band20に対応していないことも、間違いないようです。しかし、なぜにBand19に対応・・・、そしてBand20に非対応・・・。これから続々と出てくる他社のタブレットにはBand19に対応してない製品もあるでしょうから、これは日本のユーザーにとってはかなり大きなアドバンテージになりますね。