日本のサッカー関係者は「個の力」とか言うのをいい加減やめろって話・・・

さて、W杯も後半にさしかかって非常に質の高いサッカーを見ることができて日々幸せなのである。そこにはJリーグの2大名物「キープディスタンスディフェンス(通称コロナリスペクト)」もサラリーマン的なアリバイ作りのような「枠外キャノンシュート」も存在しない。あるのは中盤で大の男が大人気ないくらい必死に闘っている姿なのである。


そんな状況と比較して、相変わらず我がジャップランドでは敗退後の結論として毎度おなじみの「個の力を高めるしか・・・」的な議論が巻き起こっているのである。まあ、子どもの時からロクにボールしか蹴ってこなかったのだろうから、その知能で出すことのできる結論というのが限られているのはわかる。日本が「他の人が言ってるからオレも同じこと言っとくか・・・」という国民性の国なのもよく理解できる。だがしかし、眼の前の現実を見る限り、個の力以前の部分で差は縮まるどころか開いていくばかりなのである。今回の日本は確実にカーボベルデよりも弱かった。それで優勝を狙うとか言ってたのだから、本当にアホ丸出しのクルクルパーだったのである。


何十年も同じ事言ってて同じ負け方してることに気づけよな・・・


まあそんな状況が劇的に変わる気配もなく、どうせジャップは国民総出でトンチンカンでクソみたいな「個の力ガー」というのを死ぬまで言い続けるのだろう。


この項では、いつものようにちょっと違った視点で日本には何が必要かを考えてみよう。




・日本はまず基礎体力や基礎技術が圧倒的に劣っているが、中でも特に他国と差があるのは走力と一人はがしてボールを前に進める技術


まずはこれである。こんな事は以前から明確に差があったが、毎回「個の力」とか言うクソみたいな言葉にサッカー関係者全員が逃げてしまうのでおざなりになってきたのである。


日本のサッカー選手は、他国の選手と比べると、明らかに

  • トラップの正確性(とにかく一発で前を向くことがいかに大切かがトップの選手でもわかってないっていう・・・)
  • パススピード(ほんと遅いですよね、特に逆サイドへのサイドチェンジのボールが致命的に遅すぎるので(女子サッカーレベルですよね・・・)かっさらわれる危険があるから戦術の一つとして使えない)
  • ドリブル(未だにドリブルまともにできる選手いないって・・・、まあ三笘選手がどうかという感じか、でも世界的に見ればいくらでもいる才能)
  • シュートの技術(枠に飛ばさないと罰金とかにすればいいような、まあその前に相手のレベルがあがると打てませんけど)

あたりが劣っていたが、

特に、

  • 走力のなさ
  • 一人はがして前に進む能力

の2つが突出して劣っているのは明白だった。


前述のカーボベルデやエジプトがアルゼンチン戦で見せたカウンターなんかをよく見てほしいのだが、



果たしてこれを日本の選手でできる人がいるのだろうか?これに限らず今回のW杯を見ていて驚かされるのは日本以外の選手達は90分を過ぎた状態でも疲れた顔を見せず全力疾走できて、さらに力強いシュートを打ち切れるのである。


それにしても、すぐにヘロヘロになって足が止まる日本人の走力のなさは致命的である。現代のサッカーはVARのせいで、前後半で10分程度のアディショナルタイムが追加されるのがほぼ普通の事となってきているので、少なくとも試合の長さは90分ではなく、110分と考えるべきなのである(まあ、その分給水タイムがありますけど)。つまり、日本は施策として、110分走り抜くことができる選手を計画を立てて育てていくことが必要となっているのである。これをどれだけのサッカー関係者が自覚しているのだろうか?


また、中盤で一人はがして前に進む技術もJリーグ発足時から全く進化が見られない。今回のW杯を見てると痛感するが、日本だけがこれができないので、クソみたいなバックパスを連発することになっているか、味方へのパスに頼ることになるのである。これはvsブラジル戦での日本とノルウェーの選手を比較しても、相当の差があった。日本人は技術がないので、あわあわしてバックパスをするしかないのであるが、これに関しては30年以上進歩がないことになるし、だとしたらこれは明らかに指導者側に問題があることになる。あれだけ事あるごとに「個の力」とほざいておいて、こんなことさえ進化が見られないのはどういうことなのだろうか?


上に挙げた項目はサッカーをやるには極めて基礎的かつ非常に重要なポイントなのは自明である。だとしたら、それをおざなりにして毎回「個の力」とか言い出すのは間違いじゃないのだろうか?果たしてバカだから自覚できていないのだろうか?いったい、個の力というのは具体的になんなのだろうか?


そこらへんをまずよく考えるべきである。今回のブラジル戦は、過去に経験してきた同じ失敗、

  • 後半クロスボールを使って猛攻される
  • 体力がなさすぎるのでガス欠して引きこもらざるをえなくなる
  • ロスタイムに決勝点を取られる

というのを繰り返して敗北しているのである。




・交代要員にどう考えてもはね返し専門のDFが必要だっただろw


これも毎回の事であるが、どうせ日本は後半70分すぎからハイボールにさらされることになるので一人でも海外の高さと競ることのできるDFを交代要員としてメンバーに含めておく必要があった。これも、よく考えなくても欠かせない戦略の一つとして持っておくべきだが、「個の力」という言葉に酔いしれてしまっているから、見過ごされたままになっているのだ。

*筆者は例のロストフの悲劇も現地で見ていて、あれだけハイボールで執拗に攻められているのに植田出さなくてやられたのを見ていましたが・・・、そこからなんの進歩もしてないことにビビらされます


今回も跳ね返す人がいないので、あわわとチーム全体に余裕がなくなってドフリーの状態でヘディングシュートを決められていた。


何が個の力だ、という話だと思うのである。


*そして、自己啓発野郎に大切な一枠を使うっていうw、別に帯同でよかったような・・・




・今後も日本にハーランドなんか出てこねーよw


もしアホ共が繰り返している個の力がハーランドみたいな選手のことだったら、これはもうクルクルパーを超えて未知の領域のアフォである。確かに、ノルウェーvsブラジル戦はハーランドの個の力でブラジルを沈めたのは間違いない。それにはなんの疑いの余地もない。だがしかし、育成でハーランドを育てられると思ったらそれはキティガイである。ああいう選手は誰の力も借りずに自然発生的に生まれてくるものだからである。


そもそも歴史的に見ても日本代表は、中村俊輔や小野伸二、中村憲剛など、ヨーロッパの選手と比較しても個が突出している選手を代表でうまくつかいこなせなかった歴史がある。逆に活躍したのは、いかにもジャップのサッカーヲタや平凡なサラリーマンが好きそうな、エキセントリックでマスコミを使うのがうまいタレント的な選手である。そんな選手を優先して使ってどうなったかは歴史が証明している。


事あるごとに「個の力」とほざくのに、重用する選手はアドリブの利かないサラリーマンのような個性のないプレーに徹してしまう選手ばかりである。そもそも、やろうとしていることと選んでいる選手が矛盾しているのだ。それじゃあ、どう考えてもうまくいかないのは自明であろう。




・じゃあ、スペインはフランスよりも個の力に優れているのか?


本日7月15日に行われたフランスvsスペイン戦は、スペインがほぼフランスにチャンスらしいチャンスを作らせないで完封した。まあ、正直ククレジャの鬼神のような働きがあって(あれだけ守備しまくっているのに先制点も起点)、これを個の力と言ってもいいとは思うが、フランス代表と言うよりはオールアフリカと呼んでもいい体力的にも個の力的にも圧倒的に秀でているフランス代表に対して(しかも唯一の純フラ人のサイドをズタズタにされまくってたっていう)、スペイン代表は互角以上に渡り合ったのである。


じゃあ、スペイン代表の選手たちは「よし個の力を高めるぞ!」と今までやってきたかというと、絶対にそんなことはないのである。


メキシコ代表も似たような感じだが、スペイン代表はちびっ子だってW杯の決勝まで行けることを見事に証明したのである。だとしたら、日本はどのチームを目標にすればよいかは明白であろう。そして、その方針が決まれば監督選びの条件もクリアになってくるというものである。なぜこんな簡単なことさえわからないのだろうか。




・そもそも団体競技なんだから団結してて当り前


これも選手がやたらアピっててうすら寒かった。団体競技なんだから団結してプレーするのは当たり前である。彼らがやっている競技は砲丸投げではないのである。


そもそも「よし団結するぞ!」とか「団結がオレたちの強み!」とか言ってる時点でなんか方向性が間違っているのである。このチームは最後まで「ゆとりジャパン」時代の変な自己啓発セミナーみたいなノリを排除できずに何もできないまま敗れ去ってしまったのである。


下手なんだから団結とか言う言葉に逃げずに現実を見て戦うべきだったのであるが、彼らが繰り返していたのは「優勝」である。


ついでにつけ加えると、試合前の円陣でキャプテンが「楽しめ」と言っていたのも耳を疑った。ゆとり世代が特に好んで使うフレーズというか、これは試合に望む前の言い訳と言ってもいいだろう。つまり、戦う前から負けた時に「楽しんだから悔いはない」というためのリスク回避をしているのである。


もちろん、楽しみたければ楽しめばいい。それは人の自由である。だがしかし、実際の戦場で兵士が「よし、これから楽しむぞー♪」なんて言うだろうか?ゆとり世代はこういう問いに対して「いやーオッサンここは戦場じゃないっすよw」と返してくるだろうが、相手が死ぬ気できている場合も片側がその空気を読めず一生懸命楽しもうとしてたら、どっちが勝つかは誰にだって理解できるだろう。今回のW杯では弱小国のメンバーでさえ、死ぬ気でやるというコメントを繰り返していた。ゆとり世代の「楽しめればok」ノリがそもそも世界標準ではないのである。





ということで、いつまで惨めな負け方を続けて、それに対して「個の力を伸ばさなければ・・・」と言い続けるのだろうか。 もしかしたら、「個の力」という言葉を口にするのは気持ちがいいのかもしれない。また、頭からっぽの人がこれを言えば格好がつくというのも確かかもしれない。だが、この言葉に酔いしれている限り、この現状が上向くことはないと思われる。他の国の進化の方が早いからだ。もう少しその言葉の具体性に踏み込んでいかないと日本代表がよい結果を残すことは難しいだろう。

それは結果を見ても明らかで、今回も前回大会もほぼ同じメンバーで同じ監督で戦って、同じような負け方で散ったのである。


*2026年07月19日追記:

7月16日に行われたイングランドvsアルゼンチン戦は、イングランドが85分までは1-0で勝っていたのですが、そこから2点取られて負けました。監督のトゥヘルがとった戦術は森保監督と正に同じドン引き戦法で、点の取られ方も日本と酷似しておりアルゼンチンの1点目はメッシが右に流れて空いたバイタルを使われて失点しました。2点目はあるプレーヤーのサラミのような守備から、メッシに右足で(!)超高精度のクロスをあげられてしまいました。

当たり前の話ですが、トゥヘルの取った戦術はイギリスでは叩かれまくっており、「よーやった」とどちらかと言えば称賛されている森保監督とは対照的です。

筆者は主にイギリス代表の錚々たるメンバーが厳しくトゥヘルの戦術を批判しているコメントなんかもチェックしましたが、日本と比較して彼らは少なくとも何が足りなかったかをしっかりと検証してから先に進もうとしています。そして、日本でもその動きがなくはないのですが、日本の場合は基本的に検証の内容やディスカッションのやり取りがトンチンカンすぎて何の役にも立ってない場合がほとんどだったりします。

また、サカヲタは早くもS級ライセンスすらまともに取れないやつを監督にすればとか言ったりと、いつものどうしようもない感じを加速させています(なんで星の数ほどいる候補の中からいつも決まって最悪の選択をしようとするんですかね???)。

なんというか・・・、日本の場合はプレーヤーも勘違いしていた感が強いですが、ジャーナリストもサカヲタも終わりきっている感じがして悲しくなります。

まずは決勝トーナメントで1勝という目標を協会も国民も立てて一丸となって進んでいけばいいと思うのですが、そうなる気配も全くなく、今後も代表の道のりは極めて厳しいと思わざるをえませんね・・・。

日本vsブラジル戦にまつわるあれこれって話・・・

先月6月29日(日本時間だと6月30日の早朝)にヒューストンのNRGスタジアムで行われたW杯決勝トーナメント1回戦の日本vsブラジル戦は、1-2で日本が敗戦し、「史上最強」と呼ばれていた割にはグループステージでは過去最低のベスト32で姿を消すこととなった。これで日本の決勝トーナメントの未勝利の記録は5回連続に伸びた。


このブラジル戦は、前半29分に佐野選手が先制ゴールしたりと、かなり日本が試合前から思い描いていたプラン通りのサッカーができていたように見えたが、後半早々(56分)に同点ゴールを決められ、後半60分すぎあたりからは打って変わって防戦一方となり、後は時間の問題という感じで猛攻を受け続け、最後は普通に崩されてロスタイムに決勝ゴールを奪われ逆転負けした。この決勝ゴールは、90分を過ぎてからのロスタイムに決められた得点であり、また、ポカといってもいいゴール付近でのパスミスをさらわれたのが起点となっていたりと、未だ日本というチームが状況判断の部分では極めて稚拙であることを世界に知らしめる形になってしまった。


筆者は、いわゆる「ロストフの悲劇」も現地で観ていた一人なのだが、その経験も含めて、今回の試合もロスタイムにあんな場所でサラミのような守備をするのはいったいどういうことなのかと思ったのである。日本は毎回そうなのだが、今回も必要以上に引きすぎて、点が入る気配の全くない試合を自ら演出し、引きすぎるからこその体力の激しい消耗のため運動量が激減し、結果ロスタイムに沈められたのである。この毎回の惨状はなんなのだろうか、そして、これをいつまで続けるのか、と思ったのである。


これが日本のサッカーの文化、というか、それ以上に日本のメンタリティーの問題だとしたら、その問題はかなり根深く、修正は難しいであろう。だが、いつまでたっても、誰も真剣にここらへんのことを考えないから、惨劇は続くし、「目標は優勝」といった身の丈に全くあっていないバカげた目標を掲げてしまうのである。


筆者が気になったのは、この敗北の分析というかコメントが、監督や選手、サッカー評論家、そして一般人を含めたサポーターまで、広く行われているのだが、どれも最も大事な点、核心の部分での分析や判断が決定的に間違っていることについてである。そもそもの判断する前の問題に対する認識が思い切り間違っているから、かなりトンチンカンな結論にたどり着いているのである。


これでは、次のW杯でも、

  • 前半は互角で
  • 先制点は入れるものの
  • 後半は引いて守りすぎてガス欠して
  • 90分前後に決勝ゴールを食らう

ということを繰り返す可能性が高いのである。なぜなら、今まで何度もこうなっているというデータがあり、それに対する対策が全くなされていないからである。


とりあえず本稿ではそういった部分をもうちょっと深堀りして、いつもの様にありがちな視点とは別の視点からの意見を述べてみたい。




・前半互角はいつのもこと


まずはこの件である。どいつもこいつもプロからにわかファンまでが「前半は互角だったのにー」とのたまっているが、これはいつものことなのである。


筆者は1998年のフランスW杯の予選リーグ第2戦のクロアチア戦を現地で観戦しているが、この大会で3位に入ったクロアチアにでさえ、日本は前半だけなら互角に戦っていたのである。


*ちなみにシュケルが得点王


この試合に限らず、強豪相手に「前半は互角」はよくあることなのである。


「なぜ前半は互角なのに最後の最後に負けるのか?」については次項で詳しく述べることとする。


・日本人は文化として状況によってプレーの強度を変えることができない


これは今回、プロの評論家でさえ触れることができていない大事なポイントの一つである。日本人は状況判断や分析の能力が極端に低いので、状況によってプレーの強度を変えて戦うことができないのである。


サッカーは70分までとその後で全くプレー内容が変わってくるスポーツである。野球でいったら6回までがサッカーでいったら70分までである。だからもちろん相手は70分を過ぎたら残りの20分はプレーの強度を変えて、マジで必死こいて戦ってくるのである。これに対して、日本人はそんな状況判断もつかないし、そもそもプレー強度という概念がないので最初からほぼ全力でプレーしてしまっているために、

  • 日本 → 最初から全力でプレーしているために70分くらいからガス欠がはじまる
  • 他のチーム → 70分からが本当の勝負の時間とわかっているため、そこから全員がクソマジで必死こいてプレーし始める

ということが起こるのである。


つまり、


アリバイ作りの前線からの激しいプレスを繰り返したあげくのヘロヘロジャパン vs チームとして70分からが本当の勝負とわかっていて、そこから異様にクソマジでプレーし始める


という現象が発生するため、差がついて当たり前なのである。


今回起こったこともそういうことである。


ただし、これはサッカーに限ったことではなく、日本人はプレーする側もそれを観る客もそんなことを全く理解していないのである。例えば、昨シーズンのMLBのプレーオフやワールドシリーズの選手たちの真剣さとそれからくる試合の面白さを思い出してほしい。そして、それと日本のどうしようもなかったCSシリーズを比較してみてほしい。NPBの方はCSだからといってスペシャルなプレーをする選手もいなかったし、客側もCSだから勝負かけろよ!と選手にプレッシャーを与えるなんて素振りも全くなかった。


これはそういう国の文化とその欠点からきているし、かなり根深いというか根治不可能な問題なのである。日本人にはなによりそういうことを判断する能力が欠落しているからである。


サッカーに話を戻すと、前回のW杯もそうだったが、だからここぞという場面でサラミみたいな守備をして、痛い目に合うのである。サラミみたいな守備をして失点したのは前回のW杯でもあったのである。なぜあそこでクリアしないで意味なくつなごうとする?というクソみたいなプレーからボールをさらわれて失点したのは今回がはじめての話ではないのである。


じゃあどうしてそれを改善しようとしない?というのは言っても無意味なことで、今まで述べてきたとおり、日本人はこれをそもそも問題だとも認識できていないのである。


・失点するきっかけのプレーについて


続いて上の項で述べた、決勝ゴールを決められた部分について深堀りしてみよう。


これも圧倒的に「パスをかっさらわれた選手は90分までは最高のプレーをしていた、だから彼は戦犯でもなんでもない」という意見が多いというか、ほとんどが口を揃えたように同じことを述べているが、この意見というか結論自体がトンチンカンで間違っている。


とにかく日本人は状況を判断するとか正しく分析する能力が低いからこうなってしまうのだが、日本の左サイドのナーバスさというのは鈴木淳之介選手が投入されていた66分からはじまっていた。彼はブラジルサポーター9割という雰囲気に呑まれたのだろうが、一発レッドでもしょうがないというような危険なバックチャージをペナルティ付近で繰り返したりと、全く試合に入っていけていなかった。これも、いままで再三触れている試合中の強度に対する認識がチームとしても個人としても低いからである。


そして、そんなナーバスな状態をチームとして放置していたため(これがなによりまずいでしょ・・・)、田中碧選手はボールを持った時に近くにいた鈴木淳之介選手にボールを渡すか、シンプルにクリアするかを一瞬迷ってボールをさらわれたというのが筆者の見解である。


戦犯探しはジャップの得意技だが、もちろん、そんなことをしても意味は全くない。だが、例えそんなナーバスな状況があったとしても「あの時間帯(残り1分ですよ・・・)に」「それだけは絶対にやってはいけないというあのプレー」を繰り出してしまうのはこういう絶対にやってはいけないことが事前に頭の中で整理できていないから起こってしまうのである。


そして、もしこういうサラミのような守備をこの局面で繰り出してしまうのであれば、「彼の適正はボランチではない」ということなのである。だから、そういう使い方をした側の問題が一番問われるべきなのだが、そこまで全然話がいってないのが日本の逆にすごいとさえ思われることなのである。


頑張ったとかそういうのは勝負ごとではマジでどうでもいいのである。


・選手交代したらもっと弱くなった件


上の項に関連して、66分に堂安選手と中村敬斗選手を代えてから目に見えるように日本が押し込まれまくることになったのは、いったいどういうことなのだろうか(これも巷の人は後半防戦一方とか言ってますが、ボコボコにされはじめたのは70分あたりから、つまりブラジルがギアをあげはじめてからなんですけどね・・・)。これで完全に攻め手がなくなり、防戦一方になって日本に勝ち目がなくなったのはみなさんが御存知の通りである。


なぜこんな交代を打ったのか?に関しては、これも監督とコーチが状況判断を間違えたからである。間違えたから、というよりは、そもそも判断できる能力を有してなかったと言った方がいいかもしれない。


だから、そもそも交代で活かせる人選をできてなかったという感もある。もし前田大然選手のような異様が選手がもう一人いたら・・・と思う人は少なくないはずである。日本が繰り出した交代選手はただ交代したポジションに入れ替わりではまっただけで、なんのアクセントや変化を試合にもたらすことができなかった。

・三笘や南野、守田がいればという意見は間違っている


これも識者の方たちが繰り返し言っているが、明確にトンチンカンというか、間違っているというか、ポイントがずれている。


そもそも彼らはそういう激しいトップレベルのリーグでプレーしたからケガしているのである。そしてそんな選手をギリギリまで選考するかどうかで悩まなければならないという状況がおかしいことに気づくべきなのである。遠藤航選手は靭帯を断裂していたそうで、今回森保ジャパンはこの選手をキャプテンに選んで、W杯がはじまる直前にメンバーから外している。こんなことはよく考えなくてもおかしい話である。


そして「そんな選手たちがいたら・・・」というのはそういう発想をすること自体が間違っているのである。彼らはトップレベルでプレーをする時にケガをしてしまう体の強さだったということである。そしてそういう体の強さの選手たちに頼ってチーム作りをしてきたという部分が根本的に間違っているのである。なぜそれをサカヲタはともかくプロの評論家たちが指摘できないのか?


確かに冨安選手はヴィニシウスを完璧と言っていいくらい抑えることに成功し、素晴らしいプレーを見せてくれたが、彼だってケガでほぼ2年間まともに試合に出ていなかった選手である。今回だってW杯開催中に壊れる可能性だってあった。そういった選手をスタメンの選手として使わないといけない状況が本当に歴代最強なのか?と考えるとそうではないことは自明だろう。そういう判断さえ国全体でという、日本人のなかでできている人がほとんどいなかった、というのが現実であろう。


ここまで書いたら「三笘や南野、守田がいれば・・・」という話はいかに本質から外れているかがご理解頂けるだろうか。守田選手はともかく、他の選手はW杯にたどり着けなかっただけなのである。そして、それは他の国でも条件は全く同じである。


*ちなみにこれはNPBとMLBの関係でも同じで、例えば村上選手はシカホワで「全力疾走しただけ」で肉離れして長期離脱していますし、鈴木誠也選手は盗塁しただけで靭帯を損傷しています、これも全く同じでトップレベルの強度で試合をする体ができていないというわけではないでしょうが、どこかで体に無理がかかっているからこうなるわけです
*W杯も同様で最高峰のレベルでプレーするには、まずは体が強度についてくることができる点が第一条件なわけです


・結局、Jリーグが終わっているからこういうことになっている

上の項に関連して、全てはJリーグというリーグが終わりきっているからこうなっているのである。


筆者は以前、



という記事を書き、かなり広くの方に読んで頂けるページとなったが、この記事で書いているとおり、


現在のJリーグは、

  • ボールを持った相手に対しディフェンス側はずるずると勝手に下がっていく(Jリーグ名物キープディスタンスディフェンス、別称コロナリスペクト)ので、どんな人でも、極端な話をすれば80歳を超えたおばあちゃんでもアタッキングサードまではボールを保持した状態で進むことができる
  • そこまで余裕で体力を使わず進むことができるのに、最後のフィニッシュはアリバイ作りのサラリーマンの仕事のような枠にいかない宇宙開発ショートを炸裂させる

というサッカーとは呼べない別のスポーツといってもいいプレーを町田以外のチームが永遠に繰り返して披露する、というリーグになっている。


こういう中盤のデュエルや駆け引きなぞ一切存在しないぬるま湯のどうしようもない状態のリーグに何も改善を加えないで30年以上放置しているから、上記のような、他のリーグにいったら致命的なケガする選手が後を絶たないのである。


日本代表の過去の惨状の全ての原因の根本にあるのは、このJリーグが終わっているという点である。これにつきるのであるが、この部分が改善されることは今後もなさそうであるので(町田の黒田監督には本当に頑張ってほしいっす)、この問題は根深いのである。


少なくとも、識者やサポーターが気づいて、問題意識を共有するところまでいけるといいのだが。


・サポーターの変な楽観論も最高にキモキモだった


これも印象に残ったというか、なぜ日本が太平洋戦争に負けたのかが改めてわかったというか、サポーターというか国全体が相手のブラジルに対してリスペクトがないというか楽観的だった。


ネットには、

  • モロッコの方が相手としていやだった
  • ブラジルの方が勝ち目がある
  • 勝率は40%くらいはある


と、目を疑うようなトンチンカンな分析が飛び交っていた。というか、ブラジルに勝ち目なんて全くないなんて意見はゼロと言っていいほど見かけなかった。


そんな雰囲気に便乗したのだろうが専門家が「勝つ確率は60%」なんて言い出すくらい、国内の世論は楽観的な予想一辺倒だったのである。



オールドメディアってすごいよね・・・


まあ優勝を選手たちが自分たちで言ってるくらいだから、そうなるのもわからないわけでもないが、例えば相手のセンターバック二人とってみただけでもアーセナルとパリサンジェルマンのバリバリの中心選手なわけで・・・。それに勝率60%って・・・。


根拠のない楽観論のために日本が払うツケは毎回大きいのである。これは今までもそうだったし、今回に限らず今後も変わらないのだろうが、サッカーを文化として考えると、少しでも居酒屋で激論が交わされる状態になってほしいものである。


そもそも、史上最強と言ってた割には、日本の予選リーグの成績は1勝2分だったし、初戦のオランダ戦はかなり負ける可能性が高かったのをかろうじて同点で終わらせたという試合であった。それでこの楽観論に国全体がおぼれるというのはどういうことなのだろうかと、違和感を感じずにいられなかったのである。

・監督の差とかいうのもこれもまたトンチンカン


これもプロの識者様たちが「監督の差がー」とかのたまっているが、これもトンチンカンというか、言ってもしょうがないのである。


確かに、人選も采配も全然ダメだったとは思うが(特に死ぬほど絶好調だった前田大然選手の使い方にアイデアが足りなかったと思います、相手もあのサイコプレスはいやだったでしょう、攻撃の中心に考えるべきでした)、これが日本の実力だとまずは判断/理解するべきなのである。それが全くできていない。


そもそも、相手のアンチェロッティはサッカーの歴史を考えても史上最高と言えるくらい、少なくとも現代では世界一の監督なのである。それと比べてどうするんだというか、比べたところでなにがあるのかということなのである。



アンチェロッティと比較するとほとんどの監督は能力で劣っているのである。そんなことに言及してどうなるのだろう。じゃあ、日本がアンチェロッティやそれに次ぐ選手を招聘できるのかというとそんなことはないわけで、日本は今後も圧倒的な監督の能力の差をディスアドバンテージとして抱えながら戦っていくことになるのである。


それにしても、日本は国として貧しくなったものである。ポステコにさえ早々と逃げられたのは笑ったが(サウジのアルナスルにもう決まったらしいっす)、もはや、海外の監督を呼ぼうとしてもしょぼいおっさんしか呼べなくなっていくことになるだろうから、日本が何人もの有力な候補から選ぶことができるなんてことはありえなくなり(まあ、今までもそんなに名のある監督を呼べてませんが)、今後も国際経験のない日本人の監督で戦わざるをえない、という状況が出てくるように思えるのである。


監督の差はこれからはますます広がっていく可能性が高いのである。だから、「監督の差がー」じゃなくてそこを踏まえてどうするのかを正しく議論すべきなのである。





そんな感じで、「何言ってんだお前らw」という部分にツッコんでみたのである。


カーボベルデもそうだが、メキシコだって、他の国も魅力的なサッカーをしている中で、日本はロストフのベルギー戦のような「後半ロスタイムにアホみたいなプレーをして撃沈させられる」という失敗を繰り返してしまった。なぜなら、今回の試合後の各々の動きを見てもそうだが、そもそもなぜそういうことが起こったのかをうまく総括して分析することができていないので、それを改善するというスタート地点にすら立っていないまま、次のW杯を迎えたからである。


ここに手を入れて改善させることができる人が監督として出てくるのか、サポーターやサカヲタ、そして国民全体もそういった改善に向けて次の大会まで日本代表にプレッシャーをかけ続けることができるのだろうか、と考えると、かなり厳しいなと思わざるを得ないのが現状である。唯一の救いは欧州の各リーグで活躍する選手が確実に増えてきていることである。これがもう少しして本当のトップのチームのレギュラーをはる選手が20人くらい出てくればさすがに状況は改善していくはずである。前述したように、日本という国が衰退期に入り、マネージメントの能力は伝統的に低いわけで、申し訳ないが、選手が頑張って自分たちで課題を解決していくしかないように思えるのが現状である。そんなかなり厳しい状況の中で、4年後の日本代表はどういう景色を我々に見せてくれるのだろうか。うまい方針や方策を見つけることができないまま先に進もうとすると、いつまで経っても同じ結果で終わってしまうように思うのである。

スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー観てきたよって話・・・

そんなわけで、スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグーを観てきたのだが、あまりに面白くて笑ったのである。久々にまともな娯楽映画を観たという感じである。少なくともここ10年で「こ、これはすごい・・・」と思う娯楽映画を自分は観たことがなかった。今回の映画はウルトラスーパー超傑作というわけではないが、少なくとも昨今の映画にありがちな「なんだこれ、映画になってねーじゃん」という破綻はいっさいなかったのである。



そもそもスターウォーズの新作ということでずっと気になっていたので、かなりの間観に行こうかどうか迷っていたのだが、レビューを見る限りは、なかなかに評価が低かったので躊躇していたのである。そして、それを肯定するように自分が観た回は観客が10人くらいしかいなかった。


そんな感じで、「どうせスターウォーズのキャラを使ったしょぼいサブストーリーの映画でしょ?」(ちなみに実際に観た人たちの多くがこういう評価をしています)と思っていたのだが、全然そんなことはなく、いわゆる「スターウォーズマナー(スターウォーズ的なお約束)」をきっちり守った良作だったのだ。繰り返すが、こんなに普通に楽しめた娯楽作品は本当に久しぶりである。そして、最初の三部作(並びでいうと456になるんですかね)以来、はじめてスターウォーズの作品であー面白かったと思えたのである。JJエイブラムスのポリコレスターウォーズなんかはマジでひどかったというか、過去作品への冒涜レベルだったわけで、そんな悲惨な今までの状況に対して心からスターウォーズが好きな人たちが出したメッセージと感じるレベルで今作品はまともだったのである。


で、どこがスターウォーズ的だったのかというと、まず、そもそもの1作目からして、黒澤の七人の侍のリメイクだったわけで、時代劇を感じさせる殺陣シーンは、これこそスターウォーズ!という極めて重要なシーンなのである。JJエイブラムスだけではないが、ルーカス以外の監督は不思議なくらいこれをわかってなくて、細野さんが小暴れするのを映画のクライマックスにもってきたりして、観てて「なんじゃこりゃ・・・」とドン引かされることが多かったのである。今作はくどいくらい殺陣シーンに時間が割り振られていて、その構成も極めて時代劇的であった(刀でバッサバサみたいな感じ)。これでいいのである。


また、時代がやっと追いついたというか、CGもついに違和感がなくスターウォーズレベルのかなり作り込まれたデザインのメカやジャバザハットのジャバ族を動かすことができるようになった。これも本当に重要なポイントで、今後はもっとこの方面を追求したシリーズも出てきそうに感じた。あのかっこいいメカたちがリアルにグリグリと動く様をでかいスクリーンで観ることができるのは、ただただ天国である。特に序盤にAT-ATが崖から落ちていくシーンなんかは、実写というか特撮では難しいだろうから、もっとこういうことをどんどんやってもらいたいと思った。とにかく、やっとスターウォーズの世界観を見事に表現できるまで、CGが進化したのかーと本編を観ている最中に感慨にひたってしまったのである。



また、乗り物で障害物を避けて駆け抜けるシーンも割と頻発するが、これなんかは、明らかに6のオマージュで、「こいつらわかってんなー」と思ったのである。これだって、CGの方が実写よりもギリギリを攻めることができるだろうから、今後の無限の可能性を感じたのである。





ということで、確かにストーリーが安直という一般人の方たちの意見はわからなくもないが、だからどうしたという話なのである。この作品はどっちかというと、作り込まれたCGや今どき珍しくちゃんとしている音響まわりを含めたスターウォーズの世界観を楽しむ作品なのである。


元々しょぼいだろうなーと思っていたので、通常版で観てしまったが、はじまってすぐにIMAXで観なかったことを激しく後悔した。よく考えたら、ここまで音響をわかっている人たちが作っているのだから、IMAXで観るという選択肢以外はありえないのである。そのくらい、映像と同様に音響も素晴らしかった。これに知能の低い自分は前もって気づくことができなかった。


しかし、ネットの評判というのは本当にアテにならないのだなーと改めて思い知らされたのである。なにも考えずに2時間ちょっと非現実の世界にトリップしたい方には超オススメの映画である。近年、どうしようもない低レベルな映画ばっかり観させられてきたが、こういう本物の映画が出てくると、映画館の大きいスクリーンで観る映画っていうのは、このなんでもデジタル&スマホの時代において、フィジカルな体験として本当に価値があるなあと思ったのである。


*ちなみにスコセッシの名前が冒頭に出てきてビビらされます・・・

*細野さんの登場シーンはそろそろInsomniaの出囃子とかかかってもいいような・・・

BehringerはSP-1200の開発を止めてなかったらしいよ!という話・・・

まあまあびっくりこいたのである。我らのBehringerはかのサンプラーSP-1200の開発を止めてなかったらしいのである。


これは先日Behringerが自社のウェブサイトをリニューアルした際に間違って未発売の商品まで掲載してしまったのが原因らしい。


リークしてしまったのは14個の製品で、その中にSP-1200が含まれていたらしいのだ。





14個の製品の中には、SP-1200だけではなく、開発中止が噂されていた、 EMS VCS 3なんかも含まれていて、思わず「わかってるわー」と声を出してしまうくらいワクワクする製品がいっぱいある。



Behringerってほんとにすごいよなあ・・・、と思うのである。





しかし、SP-1200がリイシューされるのは本当にでかい。これでしか出せない音があるし、正直、90年代に活躍した大御所トラックメーカーたちも、環境をデジタルに移行してからは、傑作を生み出せなくなっている。やっぱり、SP-1200やMPC3000で作っていた時代の音が最高なのだ。



これは確か、Pete Rockの弟さんのはず。SP-1200の代表的な音の質感はこんな感じ。全然色褪せてないどころか、今の時代の変にキラキラした音よりコシがあって耳に気持ちいい。


しかし、SP-1200まで揃うとは本当に夢のような話だ。TR-909/808もリイシューされたし、トラックを作るのにこれ以上はいらないという機材が考えられないくらい安価で揃うようになった。Behringer恐るべしなのである。

例の辺野古の件

例の辺野古の件だが、あまりにも全員が的はずれなのである。まあいつものことなのだが。






反省がみられない、とか、謝罪がないとかいってるけど、そんなものあるわけないだろう。


そうではなくて、優秀な純ジャパをということを考えると、そちらの界隈からは「でかした」と英雄視されている可能性が高い。


やつらの本丸は日本の弱体化であるからして。


どうしてこれを誰も言わない?





もう一つ、親族の方が色々とnoteに書いているが、反日教育を生徒に刷り込んでいるドパヨク学校に通ったのがそもそものはじまりなのである。そういう人たちに関わってしまったからのこの結果なのだ。


発生した事象から遡(さかのぼ)って考えると(いわゆる結果論ね)それを知らなかったで済ませるのは無理だ。大人がしっかりとリスクヘッジしておくべきだったのだ。


(この学校は某政党と深いつながりがあることが明らかになってきていますが、それを生徒の親御さんたちが知らなかったのであれば、それはそういうことを報道したり、話題にすること自体がタブーであるという雰囲気が、日本社会にあったから、ということになりますね)


もちろんこれは今回の件に限ったことではなく、一般的な話で、日本の教育機関に通うというのはそういうことだとわかっているべきなのだ。真っ赤っ赤な中からどれが一番マシな赤かという選別を行う必要があるのである(書いててすごすぎて情けなくなりますね・・・、ジャップランドってほんとすごいですよね・・・)。


そしてこの状況を長年放置してきたのは大人たちなのである。まあ、多くのジャップはこの状況を疑問に思う能力すらないのだろうが。






この2つの視点が決定的にオールドメディアの視点だけでなく、ネットでごちゃごちゃ抜かしてるボケアンポンタン(含む右翼系のYouTube番組で的外れな分析ばっかり垂れ流してる無能コメンテーターたち)の視点からも欠けている。核心をつけず、的外れなことをほざいているのだとしたら、それは最低の侮辱でしかない。いちおうポーズで刹那的に怒ったふりをしているが、無能なのでそもそも怒りの方向を間違えており、なんの意味もなしていない。



この件からもいかにジャップが劣等民族だということがわかるものだ。これならAIの方がよっぽど賢いし、今回の件を2つのイデオロギーのマッチアップとして考えると、相手側の完勝に終わっている。


書いてて気持ち悪くなってきたが、これが現実である。


これでも新聞を破り捨てて、テレビを消すことができないのが、劣等民族ジャップなのである。それが、前途ある優秀な若者が亡くなられたことに対する最上の追悼の方法だとも考えられないのだろうか。これが、2026年現在のジャップランドの立ち位置なのである。いつまでこんなことを続けていくのか。

チーム完全崩壊!早くも、2026年シーズンのチュニドラは大変なことになってるよw、という話・・・

そんなわけで、昨今もっとも熱いチームだった中日ドラゴンズ(略してチュニドラw)が、ファンの期待に応えてさらに熱いことになっているのであるw。こんなに見ていて面白いチームもない。ファンでもなんでもない筆者ですら、今年もキャンプからチュニドラの一挙手一投足にくぎ付けなのである。


今まで何度も書いてきているが、ただ木の棒を振り回しているだけともいえる野球というスポーツがこんなに人気なのがそもそもおかしいのである。そして、さらに昼間にMLBの最高レベルの試合を見た後で、その劣化版のNPBに夢中になれるというのもちょっと考えればどう考えてもおかしい理屈なのである。4月15日に行われたドジャースvsメッツ戦のヤマモロとマクレーンの投げ合いは、それはもう極上のエンターテイメントだったのである。これぞ野球!という感じである。これを堪能した後に、NPBで出てくるへっぽこな中6日で100球すら投げることのできないピッチャーが投げた140キロそこそこの変化球を、ホームランテラスというバカ丸出しの装備をつけて人為的に狭くした球場(!)にホームランを打ってもそこに感動というものは存在せず、覚めた目でその現象とそれをアホみたいに喜ぶファンを見ることしか出来ないのである。


そんな状況の中で、唯一チュニドラという球団だけが、そのチーム運営や人事、采配について、非常に見どころが多く、その間違いぶりも含めて、NPBの球団の中で唯一目が話せないチームなのである。ただし、今年は優勝候補との声が上がっていたにもかかわらず、4月19日現在の成績はなんと4勝15敗と、11の借金を抱えてダントツビリの状態で、この時点で優勝は「20連勝とかしない限り無理www」という状況にあるのである。まあ早い話、この時点でもう終戦しているのである。4月のGW前にとっくに終戦というのは、ひどいを通り越してむしろ新鮮である。


今回の崩壊ぶりはなかなかにすごいが、なぜ毎年こんなことになってしまうのだろうか?という点については、筆者は以前から、「このチームは、球団も監督を含めた首脳陣も選手も、そしてファンさえも間違っている」と主張してきたのである。そして、その間違いを誰も正しく気づくことができていないために、修正するプロセスのスタート地点、入口に立つことすら未だにできていないのだ。



毎回そうだが、今回も何が間違っているのかについて、球団やファンや評論家が触れていない点について検証していこう。




・開幕戦の1番カリステ


開幕戦のスタメンを見た時点で「おー今年も終わったなw」と思ったのだが、1番カリステは何をどう考えてもありえない人選なのである。


3月27日開幕戦のオーダー:


相手にとって何が一番嫌かを考える能力が首脳陣に致命的に欠けているのだろうが、1番カリステは相手、特にピッチャーにとっては本当にありがたい打順だろう。何を考えているのかは全く理解できないし、たとえ首脳陣から理由をきいたとしても理解できないだろうが、開幕戦の1番は岡林でいいに決まっているのである。


また、このカリステ1番の評判はネットで小暴れしているトンチンカンなファンにはそんなに評判が悪くなかったのも、このチュニドラ問題の闇の深さを表しているのである。やれ「カリステはユーティリティープレーヤーだから」とか、「オープン戦で調子がよかったから」とか、そんなことばかり言って擁護の声の方が多かったくらいである。もしそうだとしても、だから岡林を差し置いて開幕戦の1番に座るほどの選手かというと、その答えは自明であろう。


どうして毎回、普通のことを普通にできないのか。それの象徴が開幕戦のカリステ1番なのである。


*これと直接の関係はありませんが、開幕戦はとてつもない逆転負けを喫し、おそらくそのショックだろうと思われるのですが石伊が壊れました、そして石伊がいなくなってから接戦を落としまくるゲームが頻発したのはご存知の通りです、普通のことを普通にやらないとこういう事が起きてしまうのです




・高橋宏斗と金丸で全く勝てない


これも、去年からの悪癖を全く解消できていないという、チームとしての無能さがこの時点で際立っている。高橋宏斗は今日4月19日に3敗目(ゼロ勝)を喫して、チームに全く貢献できていない。


だがしかし、これはそもそも去年からの傾向なのである。


高橋、金丸両選手の去年の成績は、

2025年シーズン成績:

登板数 防御率 WHIP
高橋宏斗 26 8 10 2.83 1.14
金丸 15 2 6 2.61 1.09

と、主に接戦を落としまくり、この二人がもう少しせり勝てていればCSも余裕で狙うことができたはずなのである。


そして、ファンも相変わらずこの件についてもトンチンカンで、「宏斗も金丸もよー投げてる」と繰り返し述べていたのである。


確かに、QSやHQSを繰り返している彼らは、先発投手の責任を果たしていると言えるが、今シーズンの二人を見ていると、その悪癖(基本、5回か6回まで好投するが、最後はこらえきれずに連打をあびて崩れる)に対する対策を真剣に考えていないために、チームとしてはこういう悲惨な成績に準じているのだ。毎回同じ崩れ方をするのだから、何か工夫をすればいいと思うのだが、そんな気配は全くないのである。


これは、観ている側の勝手な希望になってしまうかもしれないのだが、この二人の超一流のピッチャーが投げる時に勝利するのが、チュニドラの全てと言ってもいいのである。この二人で勝つことを計算に入れているからこそ、多くのプロの評論家が、チュニドラをAクラスに予想したのである。そのくらい、この二人が投げている球の質はNPBでは飛び抜けており、観ていてうっとりするほどの素晴らしい球を投げているのである。それで、この成績はありえないし、「よーやっとる」といって満足していると永久にチュニドラはこういう成績のままになってしまうと思われる。


逆に、他の部分がちゃらんぽらんの無策でも、この二人が2勝1敗ペースで投げてくれれば、それでもokというくらい、二人の登板日はチームにとって重要なのである。そこを、相変わらずだが、チームも首脳陣も同僚の選手もファンもわかっていないような気がするのが、チュニドラの迷走を招いているのである。




・嶋ヘッド・・・・


これも大きなナゾなのだが、今シーズンから嶋基宏氏がヘッドコーチとして招聘されているが、結果だけを見るとヤクルト時代の2024年は5位、2025年は6位、そして中日に移った2026年は早くも絶望的な成績を叩き出している。


もちろん、これを個人の責任にするということは絶対に間違っているが、それにしても、戦術面でもヤクルト時代もそうだったが「?」がつきまくる采配がこの時点でも多くみられるのである。


例えば、4月18日の阪神戦では、解説の岡田氏と掛布氏が揃って同じ場面での戦術についての疑問を述べている。

岡田氏:

田中は初球にセーフティーバントの構えをして見逃しストライク。2球目も見逃し、2ストライクから二飛に倒れ、2死一塁で代打・大島。「なんでバントしないのかな。ほんと、不思議。相手は二塁に行った方が嫌なのに。大島も一塁だったら長打がないからね。(初球のバントの構えも)中途半端」と納得のいかない様子だった。


掛布氏:


7回1死で木下が内野安打で出塁した際に代走を送り、田中に送りバントをさせるべきだった。代走を出さず、田中をそのまま打たせて2死一塁から代打・大島で空振り三振だったが、代打の人選もどうだったのか。二塁に走者が進んでいれば大島で良かったが、一塁なら長打を打てる打者を送るのがセオリーだ。

と二人とも、プロだから抑えて発言しているが、中身はボロクソである。


また、この試合では、筆者も観ていたが他にもポイントがあり、9回の攻撃での戦術は、梨田氏に疑問を呈されている。


この場面はひっくり返しにいかないといけないのに、ここで2死二塁にして同点を狙いにいくバントは考えにくかった。結果的に最悪の捕邪飛になったから指摘するわけではない。ちょっと理解に苦しむシーンに映った。


まとめると、「バントすべきところでしていないし、バントすべきではないところでしている」と言われているのである。一試合の中で、こんなに戦術にダメ出しをされているのはプロスポーツでは異常である。


ちなみに、前日17日の同じ阪神戦では、レジェンドの山田久志氏に戦術面での疑問を呈されている。


ただこの一戦の勝負のアヤは、1点リードの3回の中日の攻撃にあった。1死から2番村松が右前打で出塁。続く細川のカウント2-2から一塁走者村松にスタートを切らせたが、空振りの三振ゲッツーに終わった。

3回1死一塁。あの場面は3番にポイントゲッターの細川を起用した意味を考えたら、走者(村松)を動かす必要はなかった。ランエンドヒットだったのかもしれないが、細川を信頼して打たせるべきだった。

細川が2-2からのボール球を見逃していれば、3-2になって、逆に村上の調子を考えれば、阪神バッテリーも次に配する勝負球に迷っていたはずだ。結果はどうであれ、うなずける作戦ではなかった。


この試合も筆者は観ていたが全く同じ感想を持った。とにかく、普通のことを普通にできないのが今のチュニドラなのである。これはダメな会社でよく見る光景である。


さすがにこうなってしまうと、嶋ヘッドの手腕に疑問がついてしまざるを得ないのである。彼はどういうタスクを担当しているのだろうか。また、ここに挙げたような拙攻への対策をチームとして反省して改善する動きはチーム内であるのだろうか。


さらにつけ加えると、ネットで小暴れしているファンはこういうことにダメ出しはせず、移籍したばかりの杉浦を投げさたことや、根尾を投げさせたことをヒステリックに叩いたりして、相変わらずのトンチンカンなのである。これも、外様から見ると絶望しか感じない動きであり、杉浦を投げさせたことにはなんの疑問もなかったし、根尾もシングルで本塁打を打たれているだけでそんなに内容は悪くなかったのである。このファンのトンチンカンぶりもチュニドラの迷走に拍車をかけているのは間違いないである。




・球場が広いことと、チームの成績が長年低迷していることには何の関係もなかった


これも、10秒立ち止まって考えればわかることなのだが、「球場が他の球場より広いからチームが弱い」なんてことはあるわけがないのである。筆者は、あえて球場を狭くする必要は全くなかったと思う。なぜなら、そんなことは成績に全く関係ないからである。


ホームの球場の広さとチームの成績が全く関係ないのは、今のチーム成績を見れば明らかである。そして、球場を狭くしたツケで中継ぎ陣が崩壊したのである。


この後の展開の最悪なパターンを予想すると、これもファン間では評価が低いが(これが外様の目では不思議でしょうがない)長年酷使されてきた藤嶋が故障していなくなることである。これが起こったら完全にゲームセットと言うか、夢の100敗が見えてくるレベルで負け続けると思うのである。


もしかしたら、この球場を狭くしたことがチーム崩壊の一番の原因になってしまっているのかもしれないが、だとしたらマジで絶望的である。これは元に戻しようがないからである。




・立浪前監督もそこまで叩かれるほど悪くなかった


これも、今になってやっと明らかになってきたが、立浪前監督は確かに監督になってもバッティングコーチの様な視点しか持てず、選手のバッティングにダメだしばっかりしてしまっていたし、いわゆるベンチワークというか戦術面でも巧みさが全くなかったが、それでも井上&嶋コンビのようにカリステを開幕戦で1番にするようなことはなかったのではないかと思ってしまうのである。


まあ、もう辞めてしまっているし、比較することに意味があるとも思えないが、ここからもファンのトンチンカンぶりがあぶり出されるというものである。


立浪時代は監督がひどいから666になったというよりは、戦える選手が少なくて入れ替えるのに思ったより時間がかかってしまったための666ととらえるべきだと思うのである。




・次期監督は誰がいいか・・・


現状、明るいきざしがあるわけでもないので、少なくとも交流戦まではチュニドラはこのまま1勝2敗くらいのペースで負けまくるはずである、監督の休養も十分ありえある。その場合、おそらくフロントが連れてきた嶋が代行をやるのだろうが、その後の監督は誰がなるのか。


これもファン間で名前が出てこないのが不思議でしょうがないのだが、本当に勝ちたいのなら社会人時代にトヨタにいた古田を連れてくるのが一番いいだろう。本当に勝ちたいなら、である。もしくは、投手陣にテコ入れを本気でしたいのなら、愛工大名電出身の工藤さんでもいい。


ただし、チュニドラ的に外様が監督になることはないであろうから、そうなると、井端とかそこらへんになるのだろうか。井端はWBCで戦術軽視のかなり雑な野球を嗜好したが、これが今のチュニドラというチームにあっているのか(意外とあっているような気がしますねw)。


そして、その片腕として投手陣を立て直せるコーチを人選することができるのか。特に勝てない高橋宏斗と金丸を今以上に勝てるピッチャーにすることができるか、崩壊した中継ぎ陣を再構築することができるか、あたりの手腕を持っているコーチを連れてくることが必要だと思われるのである。




まあ、そんな感じで、なんだかんだ言ってもプロ野球は興行という見世物でしかないので、そう考えると、チュニドラほど観ていて面白いチームはMLBを含めて探してもないのである。この毎度の作ったような劇的な負け方は、ドジャースの試合よりよっぽど観ていて面白いのである。そして、今まで何度も何度も書いてきているが、こんなチームを必死に応援しているファンはかわいそうというか気の毒に思うが、そういうファン自身もなんか違う感がすごくあるのである。古くは根尾を投手にした時に発狂していたが、果たしてそれはあっていたのだろうかと考えると、明確に間違っていたわけで・・・(まあ確かに、立浪さんが乱獲したショートもすげーいまいちなのしかいませんけど・・・)。


それにしても、143試合を終えた時点では、どうなっているのだろうか。結局、指標的に収束して60勝前後で終えることができるのだろうか。ここまで崩壊してしまうと、もう修復はかなり難しいと思われるが、まだ残り100試合以上あるので、今のままでいいわけはなく、何かを変えないといけないと思うのだが、その何かはいったい何なのだろうか。自分なら高橋宏斗か金丸のどちらかを中継ぎに回すが、まあそんなことはできないだろうし、そこらへんの手腕については一人の野球ファンとして引き続き要注目という感じなのである。広島で干されている矢野あたりを土下座してもらってくるのも、長年のショート問題を解決するのには最高のやり方だと思ったりするが(広島のチームもファンも終わっていて、矢野が打てないから勝てないなんてそんなことは全然関係ないですよね、むしろあの反則級の守備は相手にとって最高に嫌だったのですが)、そういうこともできないのだろうか。そんな感じで、よくも悪くも、相変わらずチュニドラからは目が離せないのである。


*2026年04月25日追記:

4月24日のvsヤクルト戦は、村松選手の劇的なサヨナラホームランで久々に勝利することができました。連敗も6で止まりました。

チームの勝利ももちろん感動的でしたが、こんな弱いチーム、しかもプレーの内容が今季ずっと悪かったチームを見捨てず、声を枯らして応援していたファンの方たちの喜ぶ姿が感動的でした。今日の試合は、ファンの声援で勝ち取ったという感じの勝利でした。

*2026年05月21日追記:

昨日行われた5月20日のvs阪神戦は7回の表まで7-0と勝っていたのですが、そこから8点取られて最後はサヨナラホームランを打たれて負けました。毎度毎度、想像以上の劇的な負け方を披露していて、プロ野球という興行=ただの見世物という観点では、面白いといえば面白いのですが、ここまで来るとピュアに応援し続けているファンの方たちが気の毒でしょうがありません。しかもこんな作ったような劇的な負け方をしたのは今回だけではなく、今季はこれまでに何度も似たような負け方をしています。

本章で書いてますが、やはり高橋宏斗と金丸、そして中西でちゃんと勝てないのが問題なのです。だからこういう試合が出てきます。高橋宏斗は毎年4月はダメですが、今年は5月もダメでした。金丸は前日、西勇輝に投げ負けています。そこを個人としてではなく、チームとしてどう考えていくのかが欠けているように思います。

野手も一番に大島を使っていることにファンの批判が集まっていますが、これもいつものトンチンカンで、少なくともカリステよりはマシだと思います。相手も大島の方がいやでしょう。

これで借金は14になりました。デッドラインと言われている15まであと一つです。さて、どうなるのでしょうか。

*2026年06月01日追記:

昨日5月31日のvsオリックス戦に先発した高橋宏斗は、初回に2点を失うなど最初からずっと不安定な投球で、味方が5点取って5-2となった4回に今季の過去の試合同様突然崩れて(今回は四球から崩れました)降板となりました。後続のリリーフもリードを守りきれずチームは5-7で負けました。これで1勝6敗となり、エースが一人で借金を5つも作っているのが、チーム低迷の一因となっています。

さすがに首脳陣も耐えきれなかったようで、無期限の二軍調整が言い渡されたようですが、気になるのは「もしかして彼はイップスではないのか?」という部分です。これに熱狂的なファンが触れていないのも疑問に思います。

昨日の試合の一つ前の試合、5月24日のvs広島戦の6回表、広島の勝田のピッチャーゴロをさばいた時に、高橋は一塁にワンバンで送球して、筆者はかなりの衝撃を受けました。「そういうことなのか・・・」と。

昨シーズンも怪しい感じはありましたが、とにかく今は大事にして復調してほしいです。

本人以外は誰もがヤマモロのモノマネをやめてほしいと思っているのでしょうが、本人は夢中なわけで、結果どうしようもなくなっているのが現状だと思います。コーチ陣もアドバイスしようがないでしょうから自分で切り開くしか復調の方法はありません。ド素人が見てもめちゃくちゃに開いて投げているので、ストレートはシュート回転しているし、球持ちも悪く、いくら球速が出ていても、打者はいとも簡単にミートしているのが現状です。ストレートが思ったより効いていないのでスプリットも余裕で見逃されています。

理想と現実の中でどう折り合いをつけていくのか。間違いなくセリーグ最高のピッチャーの一人でしょうから、最高の状態で戻ってきてほしいですね。

ニールセン監督電撃解任!なでしこジャパンは次のステップに進むよ、という話・・・

2026年4月2日にJFAが会見し、ニールセン監督との契約を更新せず、満了としたことを発表した。事実上の解任と見られている。


女子W杯優勝監督であり、現在はJFAの女子ナショナルチームダイレクターという任に就いている佐々木則夫さんは、会見で、

彼の性格は温厚で僕も大好きだが、(1年間)W杯優勝することを逆算した中で見てきた。その中で、少し、どうしてもサッカーに対する指導が緩いというか、甘い。もっと突き詰めたアプローチ、トレーニングが必要。やはり、彼自身もコーチとして修正できることとできないことがあった

とかなり具体的に契約を更新しなかった理由について言及している。簡潔に言ってしまうと能力不足ということだと思う。


また、佐々木さんは先月の3月15日にスポーツ報知に以下の手記を寄稿し、ニールセン体制のなでしこに対する不満を述べていた。



特に、

今はWEリーグというプロリーグができて、海外にもいっぱい行っている。でも、なでしこジャパンはベスト8あたりで、常にそこを突破できない。だから、海外の監督を招聘(しょうへい)して、もっと頑張ります、というメッセージも入れた。やはり8強の壁を突破しないと頂点は見えない。スペイン、ブラジル、アメリカは上に上がってくるチーム。ただ、そこが強いからって、そこで負けてOKのハンコを押したら、おかしな話。負けてオッケーでミーティングが最後終わったら、選手もどこを目指しているんだろうと思ってしまう。今は常に優勝を目指している。大きな世界大会は今度のW杯なので、優勝へ持って行くにあたっての士気を、ニルスさんには今後見せてほしい。

ここの段落では、直接的にニールセン監督への注文を述べており、潜在的な不満を隠しきれない状態に達してしまったのだと思われる。


ニールセン監督の手腕というか能力については、彼が就任してからのなでしこの試合を見てた人なら、多くの人が疑問に思うことがあっただろう。


気づいた点を簡単にあげると、

  • 35歳の熊谷を未だに主力として使っている
  • 上記に関連して、基本池田監督時代とメンバーが全然変わっていない
  • メンバーが変わっていないだけではなく、その時のベストな選手が選出されているのかという部分が非常に疑問、チーム内の競争がフェアに行われたかという疑問があった
  • 他国と比較すると若手への切替が全く進んでいない(例えば、アメリカはめちゃくちゃ切り替えています)
  • 池田ジャパンで解決できなかった宿題というか課題については完全に放置されたままで何も解決策が提示されなかった
  • 特にサイズに対する部分、ちびっこボランチに圧力がかけられた時のソリューションがチームとして未だに何もない
  • WEリーグで頑張っている選手を引き上げるというか、その目利きの部分が微妙(吉田莉胡を腐らせてしまった感じが・・・)
  • 大怪我明けの清水選手を池田時代から引き続き重用するが、とりあえずは守屋選手でいいだろうに(無理に清水選手使って、全然走れてなかった試合がありました)
  • GKも必要以上に固定しすぎ、足チャカであわわとなるシーンはもはやなでしこ名物となりつつある(他にもいいキーパーは日本にいっぱいいます、福田史織とか呼ばれてさえいない)

と、ちょっと考えただけでもこれだけ書くことができるので、やはり厳しかったなという感じなのである。


サッカーダイジェストの記事では、

なでしこジャパンは、昨年11月に長崎でカナダ代表とMS&MDカップで対戦し、その後に同代表とトレーニングマッチも行なっていた。

佐々木氏によれば、この2連戦からなでしこジャパンの狩野倫久コーチがチームの活動を主導しており、カナダ戦からチームに変化が生まれたという。それらを考慮して退任に至ったと伝えた。

「狩野コーチ主導で活動するなかで、監督をもっともっと深くサポートしてくれるような状況にカナダ戦から変わった。そのなかで非常に選手たちのパフォーマンスや戦術的な要素、チームビルディング等々も変化してきた。これらを踏まえて、本人(ニールセン監督)とも話をしたなかで、ワールドカップに向けての情熱や技量が足りないと決断した」

と書いてあり、実質的なコーチングは昨年から狩野さんが行っていたことも明らかになっており、リーダーシップという面でもJFAは全然物足りないと判断し、思ったより早い時期から解任を考えていたと想像できる。





しかしまあ、これからチームを再構築するのはかなり大変である。池田監督時代からメンバーもやっていることもほぼ変わっておらず、停滞は2年近く続いているのである。最近の試合では、特に戦術もなく、個々の選手が能力で強引に打開して得点に結びつけるシーンが目立ち、チームとして崩してゴールというなでしこの強みの部分を見ることは少なくなっていた。また、前線からのどうでもいい疲れるだけの激しいプレス、大事な場面でもすぐコケる(世界のサッカー見てたらわかりますが、肝心なところでは誰もコケませんよ)、シュートはアリバイ作りの宇宙開発ばかり、という、いわゆる「Jリーグ化」も顕著になってきていた(そういう意味では、澤時代のなでしこは本当にサッカーが上手でしたね)。完全なゼロスタートとなるのだが、うまくまとめきれる人材をJFAは連れてくることができるのか。次はコミュニケーションの部分も重視して日本人監督ということが決まっているようだが、これもかなり微妙というか疑問である。誰でもいいので優秀な人を連れてきたらいいのだ。しかし、今のJFAにはそんな力も人脈もないのだろう。


そうは言っても、すでにリセットボタンは押されたのである。なでしこジャパンはどこに向かっていくのか。メンバーはストライカー以外は揃っている(これは男子と一緒ですね)。メンバーを固定しまくった唯一の利点として、チームとしての共通理解度も非常に高い。あとは、マネージメントする側に責任がある。なでしこの最大の特徴である、「見ていて楽しい、かつ、勝負強い」という、究極の理想のようなサッカーは戻ってくるのか。1ファンとして期待して応援したいのである。