というわけで、前回の記事で「Lenovo P11 Pro買ったよー」とイキってしまったのだが、その後、待てど暮らせど商品が発送されないのである。しかも、納期も6~8週間とかになってしまい、これは単なる適当と判断して注文をキャンセルしたのだった。ただ、愛用中のMi Pad 4は最近なにかとパワー不足を感じており、とりあえずのつなぎでもいいので、何かを買おうと思っていたところで、ふとGizmochinaを覗いてみると、なんと「Xiaoxin Pad Pro 2021」というのが発表されたと書いてあるではないですか!
今回は、「Xiaoxin Pad Pro 2021(11.5インチ)」の他に「Xiaoxin Pad Plus(11インチ)」というのも発表されており、それぞれ、CPUがスナドラ850と750Gである。「Xiaoxin Pad Pro 2021」の方はJBLのスピーカーまでついちゃって、お値段は2,499元(約43,000円)くらいなので、正にこれが自分の求めていたものだ。ただ、これはWifiモデルであり、おそらく中国版は前回同様Wifi版しか出ないと思われるので、自分はちょっと待ちつつLenovoブランドの香港版を待つことになりそうだ。値段はきっと6.5万円くらいになってしまうのだろうが・・・。
こちらはレノボ中国のページ。ちゃんと、製品として登録されているのでこれは幻ではなさそうだ・・・。
で、それはともかくいつもの比較表である。
スペック比較表
Xiaomi Mi Pad 4 | Xiaomi Mi Pad 5 | Lenovo P11 Pro | Xiaoxin Pad Pro 2021 | Apple iPad Pro 11インチ(第5世代) | |
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発売日 | 2014年11月7日 | 2021年? | 2020年12月4日 | 2021年6月 | 2021年5月21日 |
CPU | Snapdragon 801 | Snapdragon 870 | Snapdragon 730G | Snapdragon 870 | Apple M1 |
メモリ | 3GB | 8GB/12GB | 4GB/6GB | 6GB | 8GB/16GB |
内蔵ストレージ | 16/32GB | 128GB/256GB/512GB/1TB | 64GB/128GB | 128GB | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB |
ディスプレイ | 8インチ IPS液晶 16:9 | 11インチ 有機EL | 11.5インチ 16:10 有機EL | 11.5インチ 16:10 有機EL | 11インチ Liquid Retina |
解像度 | 1920×1200 | 2K | 2560×1600 | 2560x1600 | 2388x1668 |
ppi | 283 | ? | 263 | ? | 264 |
メインカメラ画素数 | 1,300万画素 | 2,000万画素 | 800万画素 | 1,300万画素 | 1,200万画素 |
F値 | F2.2 | ? | F2.2 | ? | F1.8 |
バッテリー容量 | 6,000mAh | 6,000mAh | 8,600mAh | 8,600mAh | 7,743mAh |
サイズ | 1200.2x120.3x7.9 | ? | 264.3x171.4x5.8 | 264.28x171.4x5.8 | 247.6x178.5x5.9 |
重量 | 342.5g | 510g | 485g | 485g | 470g |
Antutu | 150,844 | ? | ? | ? | 約1,100,000 |
LTEモデルの有無 | ○ | ○ | ○ | ? | ○ |
SDカードスロットの有無 | ○ | ○ | ○ | ○ | X |
ヘッドフォン端子 | ○ | ? | ○ | ? | X |
参考価格 | $199(自分が買った値段) | $619/$666/$774/$851 | LTEモデルはインドで$620くらいで発売中 | 約4.3万円(Wifi版) | 112,800円/124,800円/148,800円/196,800円/244,800円 |
こう見ると、やはりiPad Proの今年のモデルのビンビンパレードぶりが際立っているが(Antutu約1,100,000って・・・)、そこは見なかったことにして(それにしても、20万とか出してたかがタブレット買う人っているんですかね???)表を見ると、Xiaoxin Pad Pro 2021はかなり値段とスペックのバランスがよく、待ってましたと拍手したくなるスペックなのである。また、Xiaoxin Pad Pro 2021のスペックはXiaomi Mi Pad 5として噂されているタブレットとスペックが酷似しており、中国の2台メーカーがガチでぶつかりあうという感じで、これも非常に興味深い。カスタムROMコミュニティはおそらくXiaomiの方を圧倒的にサポートするだろうから、そう考えると、Xiaomi Mi Pad 5を買うのが正解なのだろうか。
とまあ、なにげに開いてみたGizmochinaの記事で度肝を抜かれたのである。Xiaomi Mi Pad 5というのはまだ出るかわからないが(今年の後半に発表らしいけど)、とにかく使う側としては選択肢が増えるのは大歓迎だ。Mi Pad 4からしばらくAndroidのタブレットは買い換えるほどの魅力的な機種が現れなかったのだが、2021年は、やっとその状況を抜け出すことができそうだ。
*2021年06月15日追記: