とりあえず、ahamoにさくっとプラン変更したのはともかく、しかも、マスコミはわざとはじまったこと紹介してないよねー、なんか怪しいよねー、というのはともかく、Havocに4.3が出たのである。で、今回は念願のGoogleなしのバージョン(Vanilla版というらしい)をインストールすることができたので、以下にメモとして残しておく。
前回はなぜかGoogleの連絡帳と同期することができなくて、仕方なくGoogleアプリ有り版を焼いたのだが、これはどうもパーミッションのせいのようだ。なので、そういう面倒なことに巻き込まれないようにするには、単にカスタムROMとGappsを一緒に焼き込めばいいというだけの話らしい。今回は、NikGAppsのCoreを使った。これで最小限のGoogle製アプリしか入らなくなる。
前回の記事はこちら↓
インストール後の手順はいつもと変わらない。Magiskを入れてフォントを変えたり等々おなじみの手順である。
オッサンvs中華フォントの戦いの記事はこちら↓
消すアプリもほとんどなかった。
時計とか(自分はGoogle版を愛用しているので入れ替える)そこらへんだけ、お好みで消せばよい。余計なシステムファイルも入らないので本当にスカスカの状態がデフォルトとなる。これが自分の求めていた理想の状態である。
後は、前回の記事とやっていることはほとんど変わらないのだが、Havoc本体の設定やLawnchairの設定について細かいところをメモ書きしておく。こういうのは一回メモしておくと、再インストールの際に便利だし、大切なアプリを消してしまって泣き濡れる(自分はよくやります)ということも防ぐことができる。
・本体へのファイル転送を可能にする設定
デバッグモードをONにして、
Developer options → USB debuggingをオン
Developer options → Networking → Default USB configuration → File Transferを選択
・Android11全般の設定
Settings → Display → Dark themeをオン
Settings → Display → Adaptive brightnessをオン
Settings → Display → LiveDisplay → Color calibration → Blueを69%くらいに
Settings → Privacy → Show passowordsをオフ
Settings → Accessibility → Power button ends callをオン
Settings → Google → Autofill → Autofill with Googleをオフ
Settings → System → Date & Time → Use 24-hour formatをオン
Settings → About phone → Device name → RN9Sとかmiatollとか適当に
・Lawnchairの設定
Lawnchair settings → Theme → Icon Packs → アイコン追加(自分はHaloを愛用)
Lawnchair settings → Theme → More Settings → Create Adaptive Iconsをオフ
Lawnchair settings → Theme → More Settings → Color Backgroundsをオフ
Lawnchair settings → Style → Fonts → Global Font → Actorあたりに変更
Lawnchair settings → At a Glance → 時計周りを変更
・Havoc固有の設定
Configuration Center → Status Bar → Clock → Date → Normalに
Configuration Center → Status Bar → Clock → Date format → お好みで
Configuration Center → Status Bar → Battery percentateをNext to the iconに
Configuration Center → Gestures → Quickly open cameraをオフ
Configuration Center → Gestures → Power menu → Advanced rebootをオン
という感じで、ついに理想のAndroid11の環境を手にいれることができた。余計なGoogleアプリが入ってない&Havocのド安定で、カスタムROMでここまでできればなんの不満もないだろう。ちなみに、いつものクセでカーネルはYukiに変更してある*1。
他には、CrDroidの7.4がofficialで出ているみたいだし、Corvusは相変わらずキビキビ動いているらしいし、Nusantaraも相変わらず気になっている。だがしかし、Havocはこの余計なことをしないド安定ぶりを一度体験してしまうと、自分だけではなくほとんどのユーザーさんが他にわざわざ苦労してまで移ろうと思わなくなってしまうだろうというくらい安定している。自分はよっぽどのことがない限り、RN9SではHavocを使い続けるのかなーと思っている。で、そのうちすぐ、Redmi Note 10 Proが出ちゃうので、それにさくっと移行しちゃうんだろうなーというのがそのうちの予定なのである(相変わらず、OnePlus 8Tも超気になっているのだけれど*2)。
*2021年04月06日追記:
その後、Yukiの3月16日版を入れて使っていますが、異様なくらい電池が減らなくなりました。さらに、最新版の4月3日版が出ていますが、こちらはアプリが全く起動しなくなる等の不具合が自分の環境下では発生しています。
*2021年04月14日追記:
Yukiの4月13日版でやっとアプリが起動しない不具合がfixされているようです。現在はこちらを使っています。
*2021年04月19日追記:
と思ったら、やっぱりYukiの4月13日版でもアプリの動作がおかしかったです。特にGboardを起動すると不具合が顕著に発生します。なので、今のところ、3月16日版を使い続けるのがベストのようです。
*2021年04月25日追記:
Yukiの4月23日版で、やっと全てのバグがfixされたようです。一番安定していた3月16日版よりも明らかに動作がキビキビしていますので、とりあえずはこれを使っていこうと思います。
*2021年04月26日追記:
Havocの4.4がリリースされていますが、自分の環境ではブートループが発生して起動しません。原因追求するか、他のROMに移るか考え中です・・・。
*2021年04月27日追記:
結局、Yukiの4月23日版も、アプリが起動しない問題が発生しました(頻度はかなり少なくなりましたが)。何回目かわかりませんが、鉄板の3月16日版に後戻りしました。もうしばらくはこれでいいかなと・・・。
*2021年05月23日追記:
自分の環境では、やっと5月19日版のYukiでアプリが変に起動しなくなる問題(特にGboard)が発生しなくなりました。ですので、3月16日版→5月19日版に久々にアップデートしました。数日使っていますが、以前のような不具合は起こっていません。まあ、そこまでカーネル変える必要もないのですが(そのうちRedmi Note 10 Proに移行するし)、いちおう・・・。
*2021年06月03日追記:
Redmi Note 10 ProのカスタムROMの出来がどうもいまいちで、Redmi Note 9Sをまだしばらく使うことになりそうなので、Havoc 4.5をクリーンインストールしました。さすがの安定度で大満足です。Yukiは5月25日版をインストールして使っていますが、今の所、無問題です。
*2021年06月12日追記:
Havoc 4.5を愛用しているのですが、どうもたまにロック画面から復帰しない現象が出ます(復帰してるのだが画面が真っ黒のまま)。この場合、再起動するしかなく、かなり不便です。なかなかの大バグですが、4.5は4.6にOTAできるらしいので、とりあえずは4.6の降臨を待つことにします。
*2021年06月24日追記:
Havocの4.6が出たので入れてみました。今まで夢に見ていたOTAでのアップデートです。ロック画面から復帰できない問題が修正されているのか、しばらく様子見したいと思います。カーネルはいつものクセでYukiの3月16日版に替えてしまいました。
*2021年07月19日追記:
最近のカスタムROMに続々と採用されている、Etherious Kernelに変更してみました。正直、Yukiは別に気に入っているわけじゃなかったので(なんとなく入れ替えてただけ)、miatollにはこういった選択肢があって非常に嬉しいです(現在、少なくとも8種類くらいのカーネルがリリースされています)。sweetもこういう状況になってくれれば嬉しいのですが。
*2021年07月30日追記:
相変わらずEtherious Kernelが素晴らしいのですが、たまに、以前からずっと悩まされている「スタンバイ画面から戻ってこない(真っ黒なまま)」という現象が出ていました。7月29日に出た、4.14.241というバージョンでこの問題が修正された(作者さんいわく、「きっと」とのこと)ようです。さっそく入れ替えてテスト中です。Yukiの時もこの問題が出ていたんですが、Deep sleepあたりの処理と関係しているんでしょうか?ともかく、HavocとEtherious Kernelの組み合わせは最高だと思います。
*2021年08月07日追記:
Havoc 4.8が出たのでさっそくインストールしてみました(ちなみに、OTAは動かず、dirty flashしたのですが、きっとおま環です)。正直、改善点はあまりわかっておらず、7月8月のセキュリティパッチを適用できたのが自分的にはメリットかなと思います。いつもの通り、速攻でEtherious Kernelもインストールしました。Etherious Kernelに関しては色々と試したのですが、自分の環境では、4.14.235というバージョンが一番安定して動いています。このバージョンを使ってからは、しばらく悩まされていた「たまにスリープから復帰しなくなる(黒い画面のままになってしまう)」というトラブルも経験しなくなりました。