というわけで、よくわかってないのだが、海外では日本でRedmi Note 9Tが発売されたとほぼ同時期にRedmi Note 10シリーズが発売されているらしいのである(どうして???)。日本のRedmi Note 9Tのソフトバンク専売というのもよくわからないのだが(これって何の意味があったりするのだろうか???)、Redmi Note 10シリーズがこんなに早く出てくるのなら、そもそもRedmi Note 9Tはなんだったのか?という気もする。また、他にもMi 11とか、Redmi K40 Proとか、Xiaomiからはスペックが似通った魅力的な新製品が発売されまくっているのである。
とりあえず比較してみるとこんな↓感じである。
*2021年03月19日追記:
自分が「この人すごいなー」と思っている方が、ことごとくOnePlus 8Tを絶賛し、購入しているので、スペック表に追加してみました。確かに、対応しているカスタムROMの種類も数多く、非常に魅力的な機種ですね。買ってしまいそうです・・・。
*2021年03月24日追記:
OnePlus 9と9 Proが発表されましたが、カメラがHasselbladになったくらいで、8Tからほとんど進歩していませんでした。CPUがスナドラ865から888になっていますが、発熱を考えると865の方がいいように思います。ということで、ますます8Tに心惹かれる感じです。
*2021年03月26日追記:
なんと、日本版のRedmi Note 10 Proも3月31日に発表会があるんですね。全く知りませんでした・・・。何があろうと買います!
新たなるチャレンジと向き合い、境界線の向こうへ!
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) March 22, 2021
🗓️3月31日12:00に、新しいRedmiNoteスマートフォンをご期待ください! pic.twitter.com/zOfYBfxCwU
スペック比較表
Redmi Note 9S | Redmi Note 9T(日本版) | Redmi Note 10 Pro | Redmi K40 Pro | Mi 11 | OnePlus 8T | |
---|---|---|---|---|---|---|
発売日 | 2020年4月30日 | 2021年2月5日 | 2021年3月 | 2021年3月4日 | 2021年2月8日 | 2020年10月16日 |
CPU | Snapdragon 720G | MediaTek Dimensity 800U | Snapdragon 732G | Snapdragon 888 | Snapdragon 888 | Snapdragon 865 |
メモリ | 4GB/6GB | 4GB | 6GB/8GB | 6GB/8GB | 8GB | 8GB/12GB |
ディスプレイ | 6.67インチ 20:9 IPS液晶 | 6.53インチ 19.5:9 IPS液晶 | 6.67インチ 20:9 有機EL | 6.67インチ 20:9 有機EL | 6.81インチ 20:9 有機EL | 6.55インチ 20:9 有機EL |
解像度 | 2400x1080 | 2340x1080 | 2400x1080 | 2520x1080 | 3200x1440 | 2400x1080 |
ppi | 395 | 395 | 395 | 395 | 515 | 402 |
メインカメラ画素数 | 4,800万画素 | 4,800万画素 | 10,800万画素 | 6,400万画素 | 10,800万画素 | 4,800万画素 |
F値 | F1.8 | F1.79 | F1.9 | F1.89 | F1.85 | F2.4 |
バッテリー容量 | 5,020mAh | 6,000mAh | 5,020mAh | 4,520mAh | 4,600mAh | 4,500mAh |
サイズ | 165.8x76.7x8.8 | 162.3x77.3x9.6 | 164 x 76.5 x 8.1 | 163.7 x 76.4 x 7.8 | 164.3 x 74.6 x 8.1 | 160.7 x 74.1 x 8.4 |
重量 | 209g | 198g | 193g | 196g | 196g | 188g |
SDカード | 使える(最大512GB) | 使える(最大512GB) | 使える(最大512GB) | 使えない | 使えない | 使えない |
UFS規格 | UFS2.1 | UFS2.1 | UFS2.2 | UFS3.1 | UFS3.1 | UFS3.1 |
Band19対応 | ○ | ○ | X(グローバル版) | X | ○ | ○ |
5G対応 | X | ○ | X | X | ○ | ○ |
参考価格 | 1,430円(goo Simseller特別価格、通常価格は26,800円) | 21,600円 | 約30,000円 | 約46,000円 | 約64,000円 | 約60,000円 |
こう見ると、Band19に対応してる、かつ、Redmi Note 9Sで不満だった液晶ディスプレイが有機ELに変更されているもの、となると現時点ではMi 11一択になってしまうのだが(ただ、こいつはSDカードに対応していないという致命的な欠陥がある)、おそらくRedmi Note 10 Proの日本版がBand19を搭載して出てくるであろうから、これを待つのがベストな選択だろう。それにしても、繰り返しになるが、Redmi Note 9Tというのは何が目的で発売されたのだろうか???*1
個人的には来たるahamoを5G対応のカスタムROM機で迎え撃ちたかったという気持ちもあったのだが、Redmi Note 10 Proのスペックは正に自分が待ち望んでいたものなので、首を長くして日本のXiaomiの対応を待ちたいと思う。
しかし、この製品リリースのスピード感や、Redmi Note 10 ProでRedmi Note 9Sでの不満点を完全に潰してくるあたり、Xiaomiという会社は非常に優秀だと思う。日本にありがちなムダな会議を積み重ねて常に最悪の選択を選んでしまうということも、この会社に関しては全く発生していない。日本人としてこの会社のパワーやスピード感に比類できる日本の会社は全く見当たらないのだから、悲しくなってしまうのではあるが、2021年時点ではこれがものづくり現実なのである。
こういった有能無能な会社の格差の広がりが、同様に今後車業界にも必ず発生するよねー、と思ってしまうと、ますます暗くなってしまうので、とりあえずはRedmi Note 10 Pro待つのが気休めなのであろうか。何の解決にもなっていないが・・・*2。