Xiaomi mi pad 4 購入記5:やっぱりCarbonROMだよね~編

前回の記事では、「CarbonというROMがあるけど、Blissがよくできているので使うつもりはないよー」と書いていたのだが、あっさり方向転換して、CarbonROMをインストールして愛用している。


というのも、BlissROMにはスクリーンのタッチがおかしくなる不具合があるらしく、mi pad 4に移植しているメンテナさんもそれを治すのに苦労しているのだそうだ。また、CarbonROMは2020年5月6日付けのビルドから本家に取り込まれてofficialのROMになった。これで、OTAも機能するようになったので、試しにインストールする気になったのである。使ってみると、BlissROMよりもサクサク動くので、しばらくはCarbonROMを使うのがベストチョイスのようだ。やっと安住の地を見つけた気がして、安定して動いてくれるROMに落ち着くことができたのは、気分的に非常にありがたい。


さらに、CarbonROMを入れたことによって、嬉しい誤算があり、Vanilla Musicという素晴らしいmp3プレーヤーに出会うことができた。今までは、一番シンプルかつ使いやすかったGoogle Play Musicを愛用していたのだが、このアプリは明らかにGoogleのやる気を感じることができず、たまにバグフィックスがあるくらいで、クラウドと連携する機能も自分的には不要だし、消去法的に使っていただけなので、他にいいのがあれば乗り換えたかったのだが、どんなに死ぬほどググったりネットサーフィンしまくっても、自分の実力ではまともなmp3プレーヤーに巡り合うができなかったのだった。Play Storeで人気のアプリは、たいてい広告付きだったり、Pro版にアップグレードしないと制限のあるアプリだったり、フリーのものはありえないUIと余計な機能がついていて、Google Play Musicを凌駕するものを探すことができなかったのである。


ところが、このVanilla Musicというアプリは、オープンソースかつフリーで、不必要で余計な機能もなく、動作も極めて軽快で、まさに10年くらい探し求めていた(マジで)アプリだった。


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紹介してくれたCarbonROMのチームに感謝である。


愛用しているスマホのOneplus 6の方もGoogle Play Musicを削除して、Vanilla Musicに入れ替えた。最高と言うしかない。


BlissROMではLawnchairという最高のランチャーを知ることができ、CarbonROMを入れたことでVanilla Musicに出会うことができた。なんでも毛嫌いせず試してみるもんだなーと改めて痛感した今日この頃なのだった。


*2020年5月17日追記:

つい最近のビルドは、「ブラウザーを使ってたらシステムがハングする」のような現象が出ています。そのうち治るでしょうが、現状はちょっと使い物にならないかなという感じです。


*2020年7月6日追記:

CarbonROMのブラウザーのバグがいつまで経っても直らないので、かなり前ですが、CrDroidに乗り換えてます。ひっそりと、MoKeeもリリースされ続けているので、これも使ってみたいところです。


*2020年8月1日追記:

その後、CrDroidも若干バッテリードレインが多めのような気がしたので、ici氏がポートしたMSM Xtended XQに移りました。今のところ安定して動いています。


*2020年9月7日追記:

結局、CrDroidの6.9に戻ってきました。バッテリードレインはAudioFXをdisableにすることで回避できます。officialかつ安定ということを考えると、このROMがベストだと思います。


*2020年9月11日追記:

BlissとCarbonをmi pad 4に移植していたメンテナさんが、mi pad 4売っちゃったらしいです笑。ただ、元々両ポート共、出来が悪かったので(ブラウザフリーズ問題は実はBlissでも発生してました)、自分が使う予定はありませんでした。今のところは、CrDroidがベストです。