Xiaomi mi pad 4 購入記4:Bliss ROMに入れ替えてみる編

前回のエントリーでは、とりあえずHavoc→そのうちAndroid10系とか薄っぺらいことを書いていたのだが、なんとHavocのメンテナーさんが、LineageOS17の開発を辞めてBliss ROMの移植に専念するとアナウンスしたのだった。しかも、LineageOS17と違い、Bliss ROMはOfficial扱いで本家のページにclover用のイメージが置かれている。理由はわからないが、筆者はLineageOSに魅力をあまり感じなかったので*1、これには狂喜し、さっそくインストールしてみたのだった。

というわけで、以下、いつものごとく今回も完全に自分用の忘備録。




イメージ焼く


手順はいつもと同じ、TWRPで丸焼きする。OTAは現在の最新版(Bliss-v12.3-clover-OFFICIAL-20200211.zip)の次のビルドから対応するようだ。


TWRPにてワイプする箇所については、この記事に詳しく書いてある。


焼き終わったら、Gappsも焼いておく。これでイメージの焼き込みは完了。


リブートしたら、まずはPlay Storeにログインして、

  1. Auto-updateをオフ
  2. Firefox」「Gboard」「Maps」「Currency」「MX Player」とか適当にインストールする
  3. FirefoxはuBlock Originも忘れずに入れる
  4. デスクトップのサーチバーを消すのは、Lawnchairの設定→Search→Dockのところで設定

あたりはいつもの通り。




で、とにかくデフォルトでは使いづらいのでこれ↓を何はともあれやりたい。

3ボタンナビゲーションを復活させる

Android10ではiPhone X以降の様なボタンを触らないジェスチャーナビゲーションが推奨されているらしく、Bliss ROMでもデフォルトになっている模様・・・。ただ、こうなって何が嬉しいのか筆者には理解できず、きっと親指だけで操作できるのが嬉しいのだろうと想像することはできるが、それがのどこが便利なのか?というところが理解不能で、そもそも、iPhoneの腐れた操作性が嫌いでAndroidをわざわざ使っているわけで、画面の最下部にはボタンが3つ常に表示されていて欲しいのである。

これについては、

  • System → Gestures → System navigation → 3-button navigation

を選択する。


しかし、マジで本当に親指ジェスチャーの方が人気が高いのだろうか?それを、便利♪と思ってしまう精神性が未だに理解できないでいる・・・。




Lawnchairでの細かい設定


clover用のBliss ROMの標準ラウンチャーはLawnchairらしく*2、デフォルトではこれが最初から動いている。


細かい部分だが、自分は毎回↓のように変更すると思うのでメモ。


Androidのいわゆる「設定」アプリと違って、Lawnchairは専用の設定アプリがあって、そちらの中で設定変更するので注意

標準フォントの変更

  • Theme → Fonts → Noto Sans JP Regular

あたりに変更する。

ホーム画面の時計ウィジェットの変更


時間を表示

  • At a Glance → Show Time

ついでに、

  • At a Glance → Show Large Clock
  • At a Glance → User 24-Hour Format

あたりもONにしておく。


なんか、最高にクソなうるせーだけのアドバイスみたいな変なゴタクが表示されるのでオフる。

  • At a Glance → Data Sources → Greetingsを無効に

なんか知らんけど気が狂ってるとしか・・・。




ステータスバーの設定色々


これについては、Settingsの中にBlissfyというメニューがあってここから設定できる。

  • StatusBar → Clock & date → AM/PM style → Normal
  • StatusBar → Clock & date → Date → Normal
  • StatusBar → Clock & date → Date format → Sun Jan 01
  • StatusBar → Battery percentage → Enable

だいたいこんな感じ。


また、Settings → System → Date & time のところで24時間表示に変更するとさらにいい感じになる。




その他


ロックスクリーンの時計のフォントをボールドに

  • Blissify → Lockscreen → Clock style


とかまあ設定できる項目はめちゃくちゃ多いっす・・・。




ホスト名の変更

Wifiネットワーク上で表示されるデバイス名が変なので(Airgo Networkとか表示される)、それを修正

  1. System → Developer options → Debugging → Device hostname

*事前にデベロッパーモードになっておきましょう




今のところバッテリードレイン等の余計なトラブルもなく、オフィシャルになったばかりのビルドなのに非常に安定して、しかも、Havocより体感は速くなっている。正に、これが欲しかったのだ!というカスタムROMである。mi pad 5の噂も出始めているが、しばらくはまだmi pad 4で遊べそうだ。


*2020年2月19日追記:

Bliss ROMのメンテナーさんがCarbonというROMも新たにリリースしてきた。自分はBliss ROMが気に入っているので、入れる予定はないのだが、次回のBliss ROMのアップデート時にBliss ROMを焼く前にCarbonを試してみようと思っている。


また、Havocはなんと別のメンテナーさんから非公式ではあるが3.1がリリースされた。4PDA ICIというロシアのチーム*3らしい・・・。これで、HavocもAndroid10として使えるようになった。

*1:きっと、カスタムROMの魅力のそれなりな怪しさがないのだと思う

*2:なぜにLawnchair2ではないのだろうか・・・?

*3:台湾の方という説も?