OnePlus 6 購入記10:結局、Android9に戻したっす・・・編

前回の記事では、Android10に果敢に立ち向かい、襲いかかってくる数々の不具合に関してもワークアラウンドを見つけまくり、キモいOneplus愛を信者として貫いてきたのだが、結局昨日9.0.9に戻した。


というのも、10.3→10.3.1→10.3.2→10.3.3と降臨してきたアップデートについて、自分の中で割と大きな問題になっていた、(1)Wifiが不安定な問題、(2)ID3tagがまともに読めない問題、が全く治っていないし、治るきざしもなく、さらに10.3.3でひどいバッテリードレイン問題が発生しており(なぜかほとんどのユーザーでは発生してないようなのだが・・・)、自分の端末では10.3.3に上げた以降は、半日程度でバッテリーがなくなってしまうようになってしまっていたのだった。


ROMをダウングレードする場合は、データ全てがワイプされてしまうので、面倒くさいこともあって、我慢して今までAndroid10を使ってきたのだが、さすがにこの状況には耐えられず(最終的には充電するスピードよりバッテリーが減るスピードが勝る状況に)、9.0.9に戻すことにしたのだった。ちなみに、ダウングレードする場合は、一回Android8(Oxygen5)まで戻されてしまうのだが、Oneplus6に関しての話であれば、Android9が一番出来がよいと思う。ということで、今はAndroid9の最終バージョンである9.0.9で使っている。バッテリードレインの問題もなく、最高だー!と気に入って使っていたころのフィーリングが蘇ってきた感じである。


もちろん、Wifiが勝手に切れることもなく(当たり前だけど)、ID3tagもバッチリ読んでくれるので(当たり前だけど)、何のストレスもない。やっぱり、Oneplus6はいい端末だと思う。


また、この機会にバッテリードレインとの相性が良すぎるFirefoxをリストラしてBraveをメインのブラウザにすることにした。広告ブロックがあるので、Firefoxは捨てがたいのだが(Braveも広告ブロックが売りらしいのだが、全然ブロックされないっす)、相変わらずの電池食いが改善される見込みは薄く(というか、Firefoxは後継のブラウザを開発中で、現行のFirefoxに手が入る可能性は相当低い)、逆にBraveはAndroid版の開発にかなり積極的なので、乗り換えることにした。Braveの理念とか広告モデルとかは自分にとってはマジでどうでもいいのだが、活発に開発を行ってくれるのはやはり使っていて嬉しい。FirefoxでもBraveでも今までできなかった、ブックマークの上下を入れ替えることも、ついに最新のBraveでは可能になった。いずれは、Firefoxも入れ直す可能性が高いと思ってはいるのだが、限界を感じるまではBraveだけで暮らしてみようと思う。


で、それはともかく、では今後どうすればいいのか、そろそろ機種変かなー、ということを最近考えるようになった。気になっている端末を並べてみるとこんな感じ↓である。

スペック比較表

OnePlus 6 OnePlus 8 Xiaomi Mi 10 iPhone SE(2020)
CPU Snapdragon 845 Snapdragon 865 Snapdragon 865 Apple A13
メモリ 8GB 8GBか12GB 8GBか12GB 3GB
ディスプレイ 6.28インチ 有機EL 6.55インチ 有機EL 6.67インチ 有機EL 4.7インチ Retina
解像度 2280x1080 2,400×1,080 2,340×1,080 1334x750
メインカメラ画素数 1,600万画素 4,800万画素 1億画素 1,200万画素
F値 F1.7 F1.78 F1.7 F1.8
バッテリー容量 3,300mAh 4300mAh 4780mAh 1,821mAh
サイズ 155.7x75.4x7.8 160.2x72.9x8 162.6x74.8x9 143.6x70.9x7.7
重量 177g 180g 208g 148g
価格 $379 $699 $699 $449(128GBモデル)


これを見ると、いかに、(1)Oneplus 8とXiaomi Mi 10がライバル関係であるか、(2)iPhone SE(2020)はスペックと価格のバランスが相当いけている(Android端末と比べても十分に競争力がある)か、がわかる。


iPhone SE(2020)も使ってみたい気がするのだが、自分の使い方に合っているかというと、相変わらずのしょぼいバッテリー容量含め、ちょっと違うかなーという感じだ(まあ、Xiaomiとかがバッテリーでかすぎとも言えるけど)。ただし、iPhoneを買うのであれば、どう考えてもこのモデル一択だと思う。他は意味なく高価すぎる。惜しむらくは、Lightningコネクタにこだわってしまったところで、このタイミングでUSB-Cに切り替えてくれれば、もっともっと売れたはずだ。これだけのために、Androidからの移行をやめた人も大勢いると思う*1


そして、Oneplus 8に関しては無印もProも自分にとって魅力があるかというと、全然ピンとこなかったりする。値段は高すぎるし、その割にヘッドフォンジャックもないし、極めて個性のない凡庸な端末に見えてしまう。Oxygenを使えることくらいがアドバンテージなのではないだろうか。また、今回は8 Liteという廉価版も発表されているが、これはそもそもCPUがスナドラじゃなかったりと安かろう悪かろう丸出しなので、これまた違う感じがするのである。いったいOneplusはどこに行こうとしているのだろうか*2


そう考えると、Xiaomi端末の方が面白そうに見えてしまうのである。↑で比較対象にあげたMi 10は1億画素という狂った画素数で話題だが、バッテリー容量もしっかり大きめに作られていて、Oneplusのいまいちぶりと比べると興味をそそる端末である。気品や高級感を感じることができないのがいかにも中華スマホという感じだが、どうせカバーをつけるので見た目もあまり気にする必要もないだろう。XiaomiはMi 10がそのうち値段が落ちてくるだろうというのもあるし、とりあえず鬼安いMi 9($299)を買っちゃうのもありかもしれない。バンド19に対応してないけど(Mi 10とMi Note 10は対応している)。とにかく、Oneplusがイケてない昨今、とっととXiaomiに浮気して、雰囲気に慣れてしまうのもありかと思っている。ただ、Oneplusと対照的にXiaomiはMIUIという独自のカスタムROMが最高に使いづらいので、いいカスタムROMが出ている端末を選ぶ必要がありそうだ。自分はMIUIはなるべくなら使いたくないのである。


という感じで、毎日使う物なのでそろそろ買い替えてもいいと思っているのだが、決定版的な端末がないのが現状である。だとしたら、以前から計画していた底値のOneplus 6をもう一台買って、もう1年くらい使い倒すというのが一番悩まなくていいい選択なのかもしれない・・・、などと妄想している今日この頃である。

*1:これはiPadも同様

*2:まあ、そもそもただのOppoなわけで