ウクライナ戦争シリーズ13:あっちこっちでえらいこっちゃ・・・、という話

ということで、ウクライナ以上に中東が超アチアチなのである。


2023年10月7日にガザを統治している軍事組織ハマスイスラエルに向けて数千発のミサイル攻撃を含む大規模な攻撃を仕掛けたのである。もちろん、ハマスにできるのは最大限でこのくらいなので、瞬間的にイキりまくって終了なのである。この後はいつものことでイスラエル側の10倍返しが待っているという、極めて残念な結論を世界が遠巻きに見守るだけだったりする。


こういう事が起こると、いつもの新聞、テレビのレガシーメディアやYouTubeの番組でも自称イスラム専門家みたいなアホ共がここぞとばかりしゃしゃってきて、なんの価値もない誰でも知ってることを解説しているのだが、なぜこいつらがここぞという時にクソの役にもたたないのかは既に解説済みである。



まあ、もうあきらめて普通に海外メディアや、大手掲示板を見た方がまだマシな情報が出ていたりするのだが、それにしても、親イスラム側と親イスラエル側にぱっくりと別れてしまってお互いの立場からの主張を垂れ流しているだけなのは他人事とはいえただただいと哀れである。たかが、ジャップごときがジャップランドの中でそんなことをしていったい何になるのだろうか。見てる側が知りたいのはそういう無能共の戯言や集団ヒステリーではなく、客観的視点からの分析や、じゃあどう考えればいいのかという一定の判断基準である。まあそんなことができないのはわかっているのだが、「じゃあ日本はどういう立ち位置をとるためにどういう振る舞いをすればいいのか」とかいう意見がこいつらから出てくることは絶対にないのである。バカだから。


また、日本が国として、イスラエルに在住の日本人のためにイスラエルードバイ間の特別便を用意して、それに対して希望した避難民に3万円の料金を課すこと、また対して、韓国が韓国民を保護するののついでに日本人をイスラエル発のソウル便に無料で同乗させてくれることになったということ(実際50人くらいの日本人が乗せてもらったらしい)、で日本政府がひんしゅくを買っているが、こんなのも今さら怒る方もアホというくらいのあるあるで、日本という国が日本人を守ったことなどただの一度もないのである。そもそもそんな思考回路は日本という国のDNAに存在しないのだ。



自分の身は自分で守るしかないのが日本人として生まれた性なのである。そのことぐらい知っておこう。今さら騒いだって何かが変わるわけではない。


そんな感じで、こういう一大イベントが発生する度に、一ジャップ民としてはいつもの「なんだかなー」という感情だけが巻き起こるのであるが、今週末の10月14日に文化人放送局というYouTubeのチャンネルでジャーナリストの山口敬之さんが語ったことがなかなかぶっちゃけててエグかったのである。


簡単にまとめると、

  • 今回の攻撃の背後にはイランの革命防衛隊が支援というよりは指導&指揮したことは間違いないっぽい
  • オバマ政権は2015年にイラン核合意という合意を行い、イラン政権に対して融和的政策をとった
  • 民主党は歴史的にイラン政権、とりわけ革命防衛隊と太いパイプを持っていた
  • だからトランプは2020年にソレイマニ司令官を爆殺した(!)
  • ウォールストリートジャーナルによると10月2日にイラン革命防衛隊のEsmail Qaani司令官がベイルートハマスの軍事部門の幹部、ヒズボラの幹部、またガザの他のテロ組織の幹部とミーティングを行ったとのこと
  • (山口さんによると)ということはガザとヒズボラで挟撃体制を築こうとしたのではと考察できる
  • ハマスは長年中国共産党の支援を受けてきた(!)
  • ハマスはそもそもアラファトのカウンターとして共産主義者が作った組織である(!!!)
  • 今回使用されたロケット砲の組立工場は中国人が設計したという説がある(!)


こんなこと言っちゃっていいの?という事ばかりである。そして、ジャップの無能専門家たちがそもそも知らないんじゃないか、という深い分析や洞察を含んでいて、無知な自分には非常に参考になる情報だった。本来なら地上派でこのレベルの解説をききたかったりするのだが、これが2023年のジャップランドの現実である。


*ミーティングに出席した革命防衛隊の幹部は、Esmail Qaaniというゴドス軍(いわゆる諜報部、国外の諜報活動が主務)のトップ(早い話がソレイマニさんの後任)らしいが、山口さんはなんでこんなことを知っているのだろうか?


また、これはどうせ永遠のナゾになるのだろうが、「そもそもなぜこんな大規模な攻撃をモサドが見逃したのか?」という疑問が消えることはないだろう。これについては、さすがにイスラエル国内でも「知っててやらせたんじゃないの?」という声が上がっているらしい。情報は事前に様々な国からイスラエル側に散々伝えられたらしいという情報も出てきている。


ガザの現在の状態は以下の図のとおりだが、今回は上側の北半分を失う可能性が高い。

永久に失う可能性が高いのが、厳しいところだ。





さて、今後起こることは西側的な表現をすると「ハマスの掃討」ということになるのであろうが、それ以上にガザ市民の犠牲が出まくることは間違いないだろう。そして、それをどう思うかに関しては、なぜか国際社会的には個人それぞれの判断に委ねられているのが自分的には奇妙である。このトピックについては、環境問題のような意見の押し付けが全くないのである。


ちなみに、パレスチナがいかに自分たちの領土を失ってきたかという歴史は以下の図のとおりである。


また、現在のヨルダン川西岸地区(英語ではWest Bank)の状況は以下の図のとおりらしい。

これを見ると、正直な所、もう詰んでいるといってもいい状況にも見えてしまう。地球人の一人としてこの結果に責任がないのか?と問われてしまうと、立ち止まって考え込んでしまうしかないのである。まあ、できることなど何もないのだが。





また、なんでこんなことをウクライナ戦争シリーズの一つとして書いたかというと、今回のウクライナ戦争は長年続いてきたユダヤ民族vsスラブ民族の闘いの一つとして見えてしまう側面もあるのだ。「ポグロム」、「ユーゴスラビア解体」、「オリガルヒ」等々のキーワードはいくらでも出てくる。


また、プーチンが執拗に殲滅にこだわった「アゾフ大隊」はユダヤ人オリガルヒによって設立された民兵組織である。

今回のウクライナ戦争の初期にロシア軍はキエフにあるユダヤ人のモニュメント「バビヤール(Babi Yar Holocaust Memorial Center)」を爆撃しようとしている(実際には近隣のテレビ塔が爆撃された)。

中東の紛争が過熱すればするほど、少なくとも世間の目はウクライナから逸れるか分散してしまうことは間違いないし、ウクライナにとっては武器等の物理的支援のペースが落ちてしまうだろう(特にアメリカから)ことは相当なディスアドバンテージだ。パレスチナイスラエルがこのタイミングで揉めてしまうのは、ウクライナにとってはデメリットでしかない。


だとしたら、今回の紛争は主にイランが仕掛けたと言われているが、その先にはロシアの関与があるような気がしてならないのだが。





最後に、日本の某テレビ局でテロリストの子供がコメンテーターとして呼ばれたということが、話題になっている。このテレビ局は親会社の新聞社含めて長らく、日本が弱体化するためのありとあらゆる手段を講じてきたメディアというよりは工作機関のような組織である。特に、某宗教団体の問題の時に、意図的に情報を団体にリークし、対象の一家が皆殺しにされたという事件があったりと、目的のためには簡単に限界を超えてしまう組織であることが知られている(まあ、革命というのはそういうものです)。


だがしかし、こんな組織は劣化したジャップランドではいくらでも存在するのである。問題はその組織ではなく、それをなんの疑問にも思わずサポートし続けるジャップ民なのである。少なくとも、テレビを消して、新聞を取るのを止めるのが、こういった反日の組織に対するどう考えても正しい行動である。そんなこともせずに、知能の低いジャップ民は相も変わらずテレビにかじりついているのである。


だから、今回の件も言ってしまえばテレビ局にはなんの罪もない。彼らは彼らに与えられた仕事や使命を粛々とこなしているだけなのである。仕事なのだからやれと言われればやるしかしょうがないのである。問題はそんな狙いさえ見抜くことのできない頭空っぽのジャップ民なのである。反日組織をサポートしているのだから、この罪は大きい。つまりは、世界一の反日団体はジャップ民そのものなのである。バカ丸出しとは正にこのことである。「バカは死ななきゃ直らない」とはよく言ったものだ。今回の紛争からは、官民問わないそんなジャップ民の救いようのないバカさが、悲しいかな改めて絶え間なく浮き彫りにされ続けているのである。