そんなわけで、今のところALLDOCUBE iPlay50 mini ProにカスタムROMを焼こうとして失敗しまくり、という何の価値もない話を書いているだけなのである。そして、失敗するとこれまで嫌というほど見たいつものブートループが待っているのである。
Xiaomiの場合は、ブートループ=深い絶望、というよりは、それ以上にブートループ=え、もしかして文鎮化一歩手前だったりした?みたいな危機感がとてつもないのである。自分はなんか変なROMを焼いてしまって、半分泣きそうになりながらストックROMを焼き戻した経験があったりする。
だから、カスタムROM遊びというのはひと夏のアバンチュールとは違って、無知なオッサンにはまあまあ危険な遊びなのである。
とか思ってたのだが、ALLDOCUBEというかMTK系のAndroidに関しては、ファームを焼くための「SP Flash Tool」というアプリが提供されていて、これが非常にオッサンフレンドリーな神ツールだったのである。
使い方はすごく簡単で、↓みたいな感じである。
- 前準備として、ALLDOCUBEのサイトからストックファームウェアをダウンロードして解凍しておく
- SP Flash Toolを起ち上げて、Download-XMLというところで、「iPlay50miniPro(T811M)_EN_20230818\download_agent」フォルダ内の「flash.xml」を選択する
- Downloadというボタンを押す
- 本体の電源を切る
こんな感じで本体の電源を切ると速攻でROMの書き戻しがはじまり、あっという間にタブレットが初期出荷状態に戻ってくれるのである。
ちなみにバージョンは色々あるようだが、今回自分はv6系統のv6.2316というバージョンを利用した。
Xiaomiの時は適当にやったらブートローダーがまたロックされちゃったりして(そしてそれを再アンロックするには168時間待たされる)、ストックROMに戻すのにもある程度の緊張感が必要なのだが、このSP Flash Toolは何も考えずにお気楽に元の状態に戻せて最高である。
そんな感じで、今は毎日、見つけてきたGSI ROMを焼いて失敗→ブートループ→SP Flash Toolで元に戻す、というのを繰り返しまくっているのである。お気楽なのはいいのだが、早くちゃんと動くいい感じのカスタムROMを見つけて、常用したいと思っているのである。