ウクライナ戦争シリーズ07:はてさて、良くも悪くも終わりが見えてきたのかな?という話

というわけで、そろそろウクライナ戦争がはじまって8ヶ月弱が過ぎようとしているところである。筆者の「意外と早く終わるのでは?」という予想は丁半博打レベルで余裕で外れ、その無能ぶりをさわやかにレペゼンしてしまっているのだが、同じレベルでジャップ勢の専門家や元軍人たちもクソみたいな解説を未だに続けているのも変わっていない(まあ、最近はあきれ果ててもう見ていませんが)。そもそも、ジャップ専門家は従軍経験もない口だけのもやし軍事オタクレベルであって、さらに主にレッドチームのメディアを根城にしていて、最初から何の価値もなかったのだが、元軍人でもつい最近「このままだとウクライナ負けます!」と断言している人がいたりして、「これはどういうことなんだろうか?もしかしてコント?」と最下層のド素人は意味がわからず困惑するばかりなのである。相変わらずこのウクライナ戦争から見えてくるのは、ジャップ勢の救いのない無能ぶりと、問題の初期段階から芯さえ食えてさえいないのに先に進んでいってしまうトンチンカンぶりである。


ちなみに、先日のリマン包囲戦について某巨大掲示板では以下の書き込みがあり、その情報収集能力に筆者はいたく関心した(もちろん裏なんてとれてなくて鵜呑みにしてはいけないことは重々承知だが、それでも参考になる情報の一つとして自称専門家よりは遥かにマシな情報を一般人が共有してくれいるという現状は同じジャップとして情けないにもほどがあるかと、それにウソ捏造反日だらけのジャップのレガシーメディアの方が真実を届けている確率は全然低いわけで)。

121ニューノーマルの名無しさん2022/10/02(日) 09:35:14.20ID:RUKf/1KA0
>>36
置き去りにされたのは西部軍管区第20諸兵科連合軍第3自動車化狙撃師団の第752親衛自動車化狙撃連隊"ヴォルガ・コサック"
地元兵でも少数民族でもない、ベルゴロドのロシア人精鋭部隊
だからこそ、ここまで持ちこたえてたんだろうけど、こんな精鋭部隊を見捨ててどうすんだよ、とも思う

無能であるのはバレているのだから、それを踏まえてもっと頑張れ、ジャップの自称専門家たちよ・・・。

*2022年10月04日追記:

リマンの取り残された部隊の中にはスペツナズも含まれていたという情報も出てきています。いずれにせよ、数千人が全滅という記事をよく見かけます。ご参考まで。


しかし、そんな無能どものむなしささえ漂う右往左往などなかったように、若干グダっていた戦局はここ数週間で急に動き出した。


簡単にトピックをあげただけでも、

  • 9月10日 ウクライナ軍が東部で電撃的な作戦を実行し、大成功に終わる

ハリコフ州の要衝イジュームを取り返すという大戦果をあげた。今に続くウクライナ軍の快進撃はこの日からはじまったのである。

  • 9月21日 プーチンが予備役の部分的動員令に署名した


これまではプロ軍人と辺境地域の少数民族を投入していたが、この日を境についに徴兵がはじまるというこになった。既に、国境に人が押し寄せたり、腕を自ら折るといったような、エンターテイメント性が高いニュースはジャップランドでもアホメディアによって配信されているが、実態はもうちょっとエグく、連れ去りレベルでの徴兵があったり、各国が「ロシアとの二重国籍者は一刻も早い退去を」いうアナウンスを行っていたり、ウクライナの占領地域では捕らえられたウクライナ人が徴兵されてウクライナ人を殺す役目を担わされたりしている。


筆者は今さらなのだが、ロシアの人民の命の安さに驚かされたのである。支配者の目線で見ると、ロシア人民というのは本当にミジンコレベルの扱いなのだろう。中国もそうなのだろうが、ロシアはその中国さえ軽く凌駕しているのでは?と思われるくらい、自国の国民を粗末に扱っている。これには非常に驚かされた。


だとしたら、こんな国のために戦うのはおかしいとほぼ全ての人が思うはずである。これでは普通に考えると勝てるはずがない。徴兵されたらまず間違いなく死ぬと決まっているのであれば、誰だって逃げたくなるだろう。


  • 9月27日 東部(ドネツク州、ルハンスク州)、南部(ヘルソン州、ザポリッジャ州)4日間行われた住民投票が終了、圧倒的多数で4州の併合が決定笑

もはやコントでしかないような。まあ、これが21世紀に現実に行われているのだが・・・。

  • 9月28日 ノルドストリームが爆破され使用不能になった

ノルドストリームには1と2という2つのパイプラインが平行に走っているのだが、どちらも爆破されてガスがダダ漏れ状態になった。これによる影響として、一番大きいのは、ドイツの「いつかは使えるかもー♪」というクソみたいな甘い期待は完全に費(つい)えたことである。つまり、ドイツはロシアに残していた未練がましい恋心を強引に潰されたのである(せっかく、止めた体で頑張ってたのにねえ・・・)。

また、興味深いのは↑の記事のように国際社会が「誰がやったかわかんないー」という体でこの件を扱っていることだ。しかし、やった側はこれ以上ないという見事なタイミングでロシアからドイツを切り離すことに成功している。これが戦局にどれだけ大きい影響を与えるかは言うまでもない。

*2022年10月04日追記:

この件について、過去にポーランド外務大臣(2007年~2014年)を務めたことのあるRadoslaw Sikorskiさん(今は欧州議会の議員)が「Thank you, USA」ツイートしたことが話題になりました笑。現在は削除されています。


これも強引というかどちらかというと劣勢の時にこんなことをやってるのがトホホな感じがするのだが(どう考えても、もっと前にやっておいたらもっとでっかい区域を併合できたはず)、プーチンは「自分の立場が危うくなった」という理由一つだけで、一刻も早く幕引きを図りたいのである。これで一段落→手打ちというのが彼の現在の最も好ましい理想のプランなのだろう。このままいくと、投入されたド素人の兵士がバンバン死んで国内で彼に対する不満が高まるのは間違いないからである。


だからフェスなんかやってる場合ではないのだが(実際に現在は併合したと言い張っている地域を粛々とウクライナに奪い返されまくっている)、逆にこのタイミングでどうしてもやる必要があったと考えるのが正解だろう。

  • 9月30日 フェスに対抗するようにゼレンスキーがNATO加盟を申請


これにNATO側がどう対応するかということで、同日に行われたストルテンベルグ事務総長の記者会見を興味深く拝聴したが、極めて官僚的な答弁で言葉を濁していた。バルト3国が速攻で加盟できて、ウクライナが難しいというのはかなり理屈としては無理がある(もちろん、紛争中の国家が加盟するのは不可能というルールがありますが、こんな状況でそんなルールにはなから思考を縛られてしまうのはジャップだけです)。


*ちなみに、ストルテンベルグさんはこの会見で途中から落語の「熊さん、八っつぁん」のように一人で掛け合いをはじめて、それが気になりすぎて話が全く入ってこないという事態が発生しました

まあ、これが通用するのなら北海道でも同じことができるわけで、国際社会が許すわけないのだが、元々自分のことしか考えていないEUだから意外とOKしてしまうのかも?と思ったけど、どうもそうではないらしく一安心である(こういうところにノルドストリームを削った効果が出てますねー)。

  • 10月1日 アメリカでレンドリースが開始

つまり、ロシアでかき集められたド素人の集団は、これからアメリカによって貸与された最新の兵器によって殲滅されるのである。


そんな感じで、自分はかなり最近までジャップランド国内のいわゆるロシア派の人たちが声高に叫び続けてきた「西側の報道は偏っており、それを鵜呑みにするのは危険!」というご意見をかなり意識して、様々な情報を参考にするように心がけてきたのだが、ここまでくるとさすがにロシアは劣勢だと言わざるを得ないと思う。


だとしたら、ロシア側はどうすればいいのか?という話になるが、今、巷の人々が議論し、心配しているのは「プーチンは核を使うのかどうか?」というところである。正直、もはや核を落としたくらいでは戦況は変わらないような気がするのだが、どこかのショボめな国にお試しで戦術核を落として、反応をとりあえず見てみる、ということを絶対にやらないとは言えない状況に西側諸国がプーチンを追い込んでいると見ることもできなくもないのが、悩ましいところである。


アメリカはロシアが核を打つ直前にその弾頭を叩くことができるといったような話も見かけるが、本当のところはいったいどうなのだろうか?核の恫喝に効果がなければ少なくともプーチンは力を保持することができず、ロシアの政権は内部から崩壊していくだろう。その、内部崩壊のシナリオが今回の戦争では一番のソフトランディングだと思えるが、果たしてそんな都合のよい予想通りに事が運んでいくだろうか。ウクライナの快進撃もあって、ロシアに残された時間は少なくなってきているように見える。さて、やつはどうするのか。