プーチンが2019年初頭の挨拶でこう言ったそうだ。
「ロシアを助けてくれるものはいないし、これからもいない。」
その通りだ。ロシアが国として膨張して喜ぶ他国なんてない・・・。それを国家元首がこう言及し、国民に意識付けできる国は国としてまともだと思う。少なくとも日本よりは・・・。
しかしそんな中、気になったのはリンクの記事における日本人の反応だ。というのもこれは全く人ごとではないからだ。日本だって今以上に栄えることを助ける国なんていない。考えてみて欲しい、日本を囲んでいる国(中国、韓国、北朝鮮、ロシア、アメリカ)は経済的、感情的(笑)と理由は異なるが、日本と反目している。世界を見ても親日と呼ばれる国は台湾、イラン、トルコと数えるほどしかいない*1。
なぜ反目するのかという理由は簡単で日本という国のポテンシャルが落ちぶれたといっても未だに高いからである。今後少子化で弱っていくのは間違いないが*2、これまでの積み重ねは世界の立ち位置としては飛び抜けて独特で優れている・・・。先進国なのに黄色人種が主体で極めて独自の文化(特に食文化)や産業(特に製造業)を持っている国は他に存在しなかったのである・・・。
そりゃ他の国から見るとこの状況が気に食わないのは当然だろう・・・*3。戦後の日本はこういう羨望や嫉妬を元に、ありとあらゆる方法を使って足をひっぱられてきたという歴史がある・・・*4。そして、これからもそんな視線をあびながらやりくりしていくしかない運命にあるのである。