Lenovo Legion Y700(2022)購入記4:余裕で浮気、VoltageOSへ移行!編

ということで、能力不足のオッサンがヘロヘロになりながらなんとかCrDroidを入れましたというのが前回の記事である。


前回の記事にも書いたが、「それにしてもなんかイマイチだなー」と使いながら思っていたのである。インストールしたGSIのslimというエディションは結構余計なGoogleアプリがてんこもりで、どうでもいいアプリがバックグラウンドで動いているのは気持ち悪いことこの上ない。また、動作も不安定で、夜中に突然再起動したりしてびっくりさせてくれるのである。


GSIは結局、system.imgを入れ替えているだけというのもわかったので、もうちょっとなんとかならないものかと思って出会ったのが、VoltageOSのGSIである。


なぜVoltageOSかというと、これは単純に最近ちょっと流行っている「Sandboxed Google Play」というのに、CrDroidと違ってVoltageOSは対応しているからである。つまり、apk形式でGappsを入れることができるのだ。


コレコレ!という感じである。ということでさくっとsystem.imgをVoltageOSのものに入れ替えてみた(今回自分がインストールしたビルドは、VoltageOS-2.8-EOL-20230920-UNOFFICIAL_bvN.img.xz)。


*ちなみに、CrDroidはAndroid14(CrDroidではv10)のofficail版のリリースと共に、NikGappsとコラボしてCrDroid専用のNikGappsを今後は提供していくことを発表している笑、これが全然coreじゃなくてAndroid Autoなんかが入ってて全然イケてなくて、みんな今までどおりcoreをしれっと使っている模様・・・


Sandboxed Google PlayはここからGrapheneOS用のAppsというのをインストールすればよい。


インストールしたら、Appsを起動して、さらにそこからGappsをインストールである。


これで自分の求めている「超vanillaのなんにも入っていない巣に近いAndroid」というのが手に入った。この、Sandbox版を使った場合、core以上にマジで何も入っていないGoogle Playの環境が手に入る。大満足である。気のせいではなく、CrDroidより動作も明らかにキビキビしてる。自分が欲しかったのは正にこの環境なのである。


まだ、boot.imgをいじったりしていないので、magiskまわりは何もできていないのだが、とりあえずやっと自分が求めているものにたどり着くことができてよかったのである。VoltageOSは機能もCrDroidとほぼ変わらなく、VoltageOSを使うことで犠牲になったり我慢を強いられるということもない。


本当に大満足なのである。今回はAndroid13のVoltageOSをいれてみたが、そのうちAndroid14のバージョンも試してみようと思っているのである。


*2023年12月31日追記:

その後、Android14のVoltageOSに移行しました(VoltageOS-3.0-20231225-UNOFFICIAL_bvN.img)。いい感じです。

*2024年01月05日追記:

VoltageOSのビルドが更新されたので入れ替えてみました(VoltageOS-3.0-20240101-UNOFFICIAL_bvN.img)。相変わらずキレキレです。

*2024年01月15日追記:

VoltageOSが更新されたので入れ替えました(VoltageOS-3.1-20240114-2-UNOFFICIAL_bvN.img)。上書きインストールできることをやっと知ったので、今回からはそうしています。

ちなみに、近接センサーは全く動いていませんが(故に、ケースのフタを閉じてもスリープにならない)、全く気にしていません。ただ、こういうことがあって、この機種本来の実力を出せていない感がすごいので、やっぱり専用のカスタムROMがほしいですね・・・。TWRPもですが。

*2024年01月28日追記:

1月24日に更新されたビルド(VoltageOS-arm64-ab-3.1-20240124-UNOFFICIAL.img)に入れ替えてみました。この数日前のビルドはなぜかブートに時間がかなりかかってしまっていたのですが、このビルドでは解消されています。