そして誰も見なくなった ー テレビはなぜメインのメディアではなくなったのか その2:あんたらのお望み通り安倍さんはいなくなりましたよ、と・・・

本日、2022年7月8日(金)午前11時半頃、安倍晋三元総理が奈良市で遊説中に銃撃され、病院に搬送されたがお亡くなりになった。おそらく銃撃直後に即死状態だったのだろう。一番最初に亡くなったことを報道したのは、安倍さんと関係の深かったジャーナリストの山口敬之さんだった。彼は、15時36分にかなり安倍さんに近い筋から安倍さんの死亡が確認されたという連絡があったことをFacebookにて発信した。


*2022年07月11日追記:

この件について、かなり早い段階から山口さんに批判が殺到し、昨日7月10日に山口さんがFacebookにて謝罪を行っています。公式な発表は17時3分に行われ、彼はたった1時間半程早くスクープ的に何らかの情報を求めている国民に対して発表しただけなのに謝罪に追い込まれました。まともなジャーナリズムが一切存在しないこの国で、自分のような真実に飢えている人間にとって今回の山口さんの報道はむしろ非常にありがたかったのですが?そもそも安倍さんは即死状態で病院に搬送されているわけだし、山口さんの発表はウソや自分の都合が一切含まれていない生の情報でした。何が問題なのでしょうか。

対して相変わらずマスコミは「参議院改憲勢力が3分の2を確保」とウソの報道を行っています。公明党改憲勢力ではないので、現状の改憲勢力は自民119+維新21+国民民主10=150で166議席参院の総定数の3分の2)に11議席も足りていません。また、改憲勢力の間でも改憲案は全くと言っていいほどまとまっておらず(完全に別モノレベル)、マスコミ各社のこの報道は護憲のために危機感を与える印象操作でしかありません。いつまでこんなペテンを許容するのか、また、本当のことを言っただけのジャーナリストを攻撃してどうするのか。自分には理解できないことが世の中の当たり前なのでしょうか。またこの状況を受け入れている大人たちを見て、子供たちがまともに育っていくとでも思っているのでしょうか。

*2022年07月12日追記:

よく考えたら維新は公明から選挙支援を受けているのでした(特に関西方面ではズブズブなのでした)。だとしたら、自民119+国民民主10=129で37議席足りません。さすがにこれではガーシーあたりを巻き込んでもどうにもなりませんね・・・。つまり、改憲されることなどあるはずもなく、台湾有事をきっかけとして、今後ある程度は日本の領土も奪われる可能性が非常に高まったし、その状態を国民は許容したということですよね。それが民主主義(=多数決)での結論なのであれば従う他ないわけなのですが。


また、月刊Hanada編集長の花田紀凱氏によると、犯人は「神道政治連盟に対する安倍さんの考え方に非常に不満を持っていた」と供述しているらしい(だから、ネットで言われている某宗教どうのというのは今のところ全く関係がない)。正直、意味不明であるが、安倍さんは神道政治連盟の会長だったそうだ。



*ちなみに神道政治連盟はつい先日「神道政治連盟国会議員懇談会」の中で「同性愛は精神の障害、または依存症」という冊子を配布したとして問題になったばかりの組織らしい


*2022年07月10日追記:

ネット界隈だけではなく、オンライン記事でも某宗教との関係が今回の原因との報道が増えてきました。海外の記事では実際に具体的な名前も出ています。だとしたら、上述の花田氏の「かなり確度の高いっていうか、近いところから聞いた情報」というのはなんだったんでしょうか。ご本人の情報収集能力やHanadaという雑誌の格式はその程度なのでしょうか。また、この発言は某元女性キャスターの番組内での発言なのですが、この女性キャスターはお約束の様にこらえきれない体で涙を流しつつ(見ててハイキター!と思ってしまいました)、「本編が見たければ会員サイトへ!」といういつもの番組作りをこの追悼番組でもぶちかましていました。日本の自称保守というのはこんなレベルなのでしょうか。


それにしても、安倍さんに近い側であったジャーナリストやネットで活躍している言論人までも流しぎみなのが解せないのだが、なぜあんなにSPの警護がガバガバだったのかは謎にもほどがある。安倍さんが、(1)たまたま予定を変更して奈良に入り、(2)たまたま街宣車に乗らず地べたで演説をして、(3)たまたま警護が手薄だったところに、(4)たまたま自作の銃を持った犯人が待ち伏せしていた、ということが偶然に起こる可能性は自然界ではほぼゼロといっていいだろう。そして、これが参院選の開票日の2日前に起こったということにはどういう意味があるのだろうか。


直近で今後どうなるのかというのを考えると、今回の件で弔い合戦ムードが起こって、自民が爆勝するのは間違いないということはド素人の浅はかな知能でさえ容易に予測することができる。そして、多くの国民の意思とは逆に岸田政権は延命されるかもしれない。対照的に清和会は今の100人以上のかたまりを維持するのは難しく、いくつにも分裂し、他の派閥に吸収されていく可能性が高い。以前の記事でも書いたが、高市早苗は政治家のタマとしては非常にショボく、ネット民はどうも勘違いしているっぽいが、安倍さんの代替になるような器の政治家ではない(個人的にはまだ松川るいなんかをかついだ方が全然マシだと思う)。こういった今後導かれるであろう結果が何を意味するのだろうか。



高市早苗の件はこちら↑で書きました


また、二階派を菅さんが中心になって引き継いでいくという動きもあるが、菅さんはご存知のとおり、異様にインバウンドにこだわったり(観光に極端に依存するのは経済としては典型的な終わりのはじまりで悪手である)、アトキンソンを使って「日本の中小企業は多すぎるから潰しまくるべき」みたいな主張もしていて、構造改革以外はかなりトンチンカンで見た目や英語力も含めてトップに立つ人間ではない。



いずれにしても、亡くなってはじめてわかるというか、安倍さんのような政治家は他に存在しないのである。少なくとも、彼は小泉政権時代に北朝鮮に乗り込んで拉致被害者を連れ帰ってきたし、彼が人生を懸けて取り組んだもう一つの問題に憲法改正があった。今回、自民の票が参議院で伸びることで、改正に必要な3分の2の勢力を確保する可能性が高かった。ただし、憲法改正の旗振りを行うことができる政治家はあらかじめ計画されていたように銃撃されこの世からいなくなってしまった。ウクライナ戦争によって9条や国連といったバーチャルな暴力抑止の仕組みが幻想だったことがバレてしまい、左翼陣営のポジションが危うくなり(社民党は党として消滅の危機らしい)、憲法改正の機運がかつてなく高まったタイミングで今回の銃撃は起こった。



繰り返すが、あとはスケールの小さい小物ばっかりで、安倍さんは唯一グローバルな目線で見ると欧米(笑)に嘲笑されないレベルの政治家だったのだ。残りは銭ゲバか親中か、その両方みたいなのしか自民党にさえいないのである。この異常さすら理解していない日本人のバカさ加減には涙が出そうになる。





もういつからか忘れたが、メディアは新聞もテレビも安倍さんを政策だけではなく個人の人格も含めて執拗に攻撃し続けた。学術機関もそうだし、こういった洗脳に染まりやすい三流四流インテリもツイッターに巣食って延々と安倍さんに対する誹謗中傷を繰り返していた。2022年現在でも人民に対するメディアコントロールは未だに健在だということを今回の事件は悲しくも証明した。「はーい、みんな韓国ドラマが面白いよー」と誰かが仕掛ければ全国民が我れ先にとドラマを観たように、いわゆる「安倍○ね」を繰り返していたら、本当に○してもいい雰囲気が醸成されていったのである。



↑の項でも書いたが、日本のコアを成しているのは非常に空虚な中流階級のみなさんである。このクラスが、ツイッターやインスタグラムによって、その中だけで輝けばいいという空ろな人生を歩むようになり、かえってメディアのコントロールは有効に働くようになったのである。バカみたいな子供をベビーカーでショッピングモールにドヤ顔で連れて歩いている家族は、こんな陰湿なメディアの安倍さんに対するネガティブキャンペーンを好き好んで許容していたのである。自分が人の親ならそういう人間にだけはなりたくないと思うのだが、しかし、現実はそんな中身のない親を見て、もっと中身のないうわべだけの理屈にこだわる子供たちが育っていくのである。日本の未来は暗いというよりは相当に絶望的である。


だから、本項の結論としては、日本は今後も何も変わらず愚かにも急激に衰退していくのである。政治家はこれからも変わらず今まで通り中国に媚を売り、人民は今まで通り無能なクセにそこそこの給料をもらい、空っぽの家族を形成することで人生のつじつま合わせをし、偽物の幸せをSNSでひけらかすことに集中し、腐ったメディアは安倍さんが死んだ後も今までと変わらず執拗に彼の名誉を傷つけることに精を出すのであろう。


日本を変えるのは実は簡単なのである。100万人くらいの人間が集まって国会やその他の機関に暴力的に突入すればいいのだけの話なのである。それができなくても、新聞をとるのをやめ、テレビを一切見なければ、ベジタリアン環境ヤクザのように、メディアに与することは最低の行いであるような雰囲気作りを日本人得意の同調圧力として醸し出していれば、世界はちょっとどころじゃなく急激に変わっていくのである。


ただし、そんなことを劣等民族の日本人ができるわけがない。明日は安倍さんが死んだことなどみんな忘れたように、またいつもの空虚な日常が繰り返されるだけである。そうして「失われた30年」は、失われた31年、32年と伸びていくのである。そんな状態を未来の日本人どころか自分の子供にも残していって何にも思わないの?というのが自分の長年の疑問なのだが、おそらく答えは「何にも思わない」ということなのだろう。安倍さんをかなり直接的に○したメディアを支えているのは他でもない人民なのである。


保守を気取るガハハメディアのみなさんは、今日だけは安倍さんの死を悼んでいたが、明日になったら相変わらず「中国がダメだ」とか「韓国がダメだ」とかなんの進歩もない主張にさえなっていない主張を繰り返すのだろう。本当にみんなバカばっかりである。


こうして安倍さんとメディアのマッチアップはメディアの完勝に終わったのである。そしてそれによって起こるダメージは回り回って自分にも返ってくることを気づいていない人民にも確実に返ってくるのである(そしてもっと滑稽なことにメディアにも返ってくるのだが)。


行き着く先は、滅亡というか救いのないディストピアなのであろうが、今回の事件は、そんな新しい時代の幕開けになってしまうとても大きなきっかけになるのではないだろうか。全国民が仲良く貧乏になっていたのが今までだったのだが、今日を転機として、ギスギス殺伐とした日本がはじまるような気が、そんな救いのない負の世界で繰り広げられる競争社会がついにはじまってしまった気がしてしょうがないのである。


*2022年07月09日追記:

五大紙全ての一面の見出しが一言一句全く同じという偶然の奇跡が起こっているようです。暗殺やテロという言葉を使うと、控えている選挙で自民党に有利に働く可能性が高いという繊細な配慮がなされたのかもしれません。また、自衛隊暴力装置という側面を際立たせるために、容疑者の経歴は17年前に退職し、都合3年間在籍しただけの海上自衛隊の経歴を利用してわざわざ「元自衛官」とされています。メディアの印象操作はいつものことですが、これを見て何も思わないジャップ民の反応に絶望を覚えます。他民族と比較してDNA的に一つの人種として劣っているのかもしれない?とは常日頃思わされていたのですが、今それを実感しています。


さらに追記。全国的にも一言一句同じ見出しというスーパーアルティメットギガミラクルな現象が起こりまくっています。






21世紀のこの時代にこの様な非科学的ともいえる奇跡をこの目で見ることができるのはかなり貴重な経験です。

*2022年07月11日追記:

参院選が終わりました。安倍さんが亡くなった影響が思ったより結果に出なかったな、というのが一番感じた印象です。当落線上のパヨク候補はほぼ全員当選しましたし、れいわは3議席を確保しました。結果だけを見ると、保守vsパヨクのマッチアップはパヨクがしっかり勝ちきってきたとも言える結果です。また、参政党が意外と伸びませんでした。ネットで変に盛り上がっていただけ、というのが結果からの結論です(武田先生は維新や国民民主から出るべきでしたね)。また、それとは対照的にN党はガーシーが当選しただけではなく、政党要件の2%もクリアし、ただのキワモノ軍団とはもう言えなくなりました。

争点だったはずの憲法改正についても上述したように実際は改憲勢力の3分の2に大きく達しておらず、改憲は今のところかなり厳しい見込みです。つまり自衛もできない自衛隊がこれからも国を守る体で活動するということです。それを選んだのは国民自身なので誰にも文句を言えるものではありませんが、この結果のバカさ加減というのは先進国とか欧米笑の合理性とは大きくかけ離れて、極めてアジア的と言えるかと思います。

*2022年07月15日追記:

銃撃に関する話は諸説出ていますが、自分ごときでは何がどう裏がありそうなのかさえわかりません。ただ、今年の3月のネット番組(ニューズ・オプエド)でラッパーのKダブシャインさんが「岸田政権になってから安倍さんの自宅の警備が急に手薄になっている」という話をしている動画が出回っています。だからどうだという話ではないのですが、非常に興味深く拝見させて頂きました。