朝起きたら、「子宮摘出」というなかなかのパワーワードがツイッターのトレンドの一番上に来ていてびっくりしたのである。

こんな言葉は普通に生きていてまずお目にかからない単語だし、佐々木朗希のポスティングと同じくらい話題になっているのも、すごすぎるのである。最初に見た時は80年代のハードコアパンクのバンド名かなんかかと思ったのである。
で、何が起こっているのかを調べると、これがまた我らが日本保守党の百田尚樹様が「(女性は)30歳を超えたら、子宮摘出手術をする」と発言していたのである。
さすがは古来から2000年続いている美しき日本の伝統文化を守るために結成された政治団体の長である。女性は30歳超えたら子宮を摘出するのが望ましいようだ。
当たり前だが、この発言が問題として取り上げられツイッター内を駆け巡って拡散されているわけで、有本香は「キリトリがどうの」と言っているが、前後の文脈とかキリトリとかが、争点になっているわけではない。

「(女性は)30歳を超えたら、子宮摘出手術をするという発言を平気でしてしまう精神性」が問題になっているわけだ。表現の自由とかも関係ない。
ちなみに支持者の中では石平さんが真っ先に「その発言はNG」という投稿をされていて、さらにそれに食いついてきた信者に対しても「それが例え話だったとしてもNG」と見解を述べられています。

これがどう考えてもしごく真っ当かつ一般的な感覚ということで、今回の石平さんのような意見を党としてはありがたく聞き入れて真っ先に撤回削除するべきだが、上記の有本香の動きをみてもわかるとおり、バカほどプライドが高いわけで、こいつらがそんなことをできるわけがないのである。
そんなわけで、さっそく飯山あかりがこの件に食いついてライブ配信を行っていたが、そういう「わー新しい燃料が投下された!」みたいなSNS時代にありがちなリアクションを本稿では取りたいわけではなく、そもそも日本保守党とはそういう党なのである、ということを改めて確認したいのである。
例えば、百田が絶賛している小坂英二という結党メンバーのwikiを見てみると、
「『同性愛は異常な形です。社会は標準の形を大切に!「色覚異常」と「同性愛という異常な形」は同じ論理で捉えるべき。マスコミによる言論封殺に異議申し立て!取材どうぞ!』日本創新党 荒川区議会議員小坂英二の考…」と発言した。
「チャンネルAJER シリーズ「地方議員の切り込み隊長、小坂英二の国護り」の第219回は『新たな利権と権力のフロンティア、LGBT標準化。同性婚制度化は外人偽装結婚加速の道具に』と題して語らせていただきました。宜しければご覧下さい。」と発言した。
「ところが、同性カップルには子供を産み次世代に引き継ぐ可能性は有りません。愛し合う形に様々な多様性が有ることを尊重すべきと考えますが、それを何でも法制度に位置付ければ良い訳では無い。 男女の結婚という「標準的な形」を保護し法制度に位置付けるというラインを踏み外してはなりません。」と発言した。
と、なかなかな2024年にはトンデモとしかいいようのない差別発言をかましているのである。ここまでストレートな差別発言がこの時代に余裕で通用すると思っていること自体が勘違いである。
まあそんな人も少なからず世の中にはいるだろうが、こんなやつの集まりが日本保守党なのである。そこがポイントで、それでもこんなものをあなたが支持できるのか、あえてこんなものをわざわざ支持するのか、というのを今回の騒動でも問いかけられているのである。
で、ここまでの話はただのクソというかかなりどうでもよく、ここからが本題である。
それは、ここまで時代錯誤の勘違い田舎者がイキり散らしているだけというのが本質の政党の中で、今回当選した島田洋一は今後どうしていくのか、ということだ。「(女性は)30歳を超えたら、子宮摘出手術をする」と党首が発言している党から出馬して当選した政治家が、今後、専門の拉致問題の解決に取り組む際にこういった三流バカ極右の思想が足かせになってこないのか?というところである。
そして島田洋一がどういうリアクションを見せるのかというところにも注目である。賛成するのか、または批判するのか、それとも沈黙するのか。それでこの人間の本質が見えてくるのである。そもそもは、日本の大学教授というもっとも無能、かつ、プライドが高いだけのゴミクズが集まるクラスタに属する人間である。いかにも雰囲気だけっぽい見た目も含めて、この人の実力がめくれてくるのはこれからである。もし批判した場合は独裁者に楯突くことになるので、飯山の時と同じく割れることになる。その覚悟や度胸がこいつにはあるのか(まあ、そんなものあるわけないわけで・・・)。地元である福井一区を回避してまでさくっと比例で国会議員の座を射止めたのもなんだかなーという感じだったが、今後は動向や態度含めて、拉致問題がただの保身のためのビジネスなのかライフワークなのかが見えてくるであろう。拉致問題は被害者の方の高齢化が進み、とにかく残された時間が少ない問題なので、解決をとにかく優先するのであれば、党を割って在野の松原を含めたゆるやかな連携などを模索してもいいだろう。そんなことをしても許されるくらい拉致問題にはゆっくりしている暇はないし、まして、トランプさんがアメリカの大統領に返り咲いた今、過去最大のスーパーチャンスが到来しているのである。だから、そういうった動きができるのか、それとも日本保守党と議員報酬にしがみつくのか。これが最も重要かつ注目すべき点で、どうでもいい発狂や今後起こるであろう百田vsアホみたいな戦いにかき消されてここらへんの重要な部分を忘れてはいけないと強く思うのである。
*2024年11月09日追記:
さっそく、百田が石平さんのツイートに噛みついています。

このいつもの攻撃性がこの党の一番の特徴であり、宿痾(持病)のようなものです。有本も百田に同調し、キリトリを行った石平さんに非がある旨のツイートをしています。
逆に石平さんは後のツイートで謝罪し、この件に関してはもう話さないとおっしゃっています。あらゆるビジネスはどれだけいいブレーンを揃えることができるかがポイントです。石平さんは日中問題を考察する際には日本では稀有ともいえるバイリンガルの重要な日本人です。そんな人すら大事にすることができず、発狂して噛みつくのはどうかしているとしか言いようがありません。これではただのカルトです。
*2024年11月12日追記:

本件に対する島田洋一の対応に注目していましが、予想していたとおり非常に「弱い」ですね。まあ、大学教授というのはこういうものです。弱く、責任も負わず、プライドだけが高いのです。百田に代わって謝罪して事を収める能力も勇気もありません。
とはいえ、そんなことは最初からわかっていたのでどうでもいいのですが、この程度の能力で果たして手練れの北と政治家として対峙できるのでしょうか?答えは自明ですが、日本にはこの程度の人材しかいないのでしょうか?泣けてきますね・・・。
しかし、日本保守党の党としての危機管理能力のなさは、なかなかにある意味すごいと思います。百田もあれだけやめるといって大騒ぎしたツイッターのアカウントで未だに自分に有利な発言をされている一般人の方のツイートをリツイートしまくってます。さすがに子どもじゃないんだから・・・、と思う人多いと思いますが・・・。政治どうこうの前に人間としてというか教祖としてというか、いずれにしてもあまりに幼稚すぎると思います。