やっぱり日本保守党はウルトラスーパー鬼タワケだったという話

ついさきほど、6月1日午後に行われたYouTubeライブで百田尚樹氏が正式に、今回の東京都知事選に日本保守党としての候補を立てないことを正式に表明したのである。


さすがは日本保守党。つまりは戦わずして逃げたわけだ。結局は、ネット上のアフォ共をうまく操ってマネタイズしているだけというのが本質の党である。今回の都知事選の重みさえ理解できる知能がないのである。


このブログでは東京という街がいかに特別かを何回か記してきた。




さすがに、↑この記事を書いた後にニューヨークに抜かれたようだが、東京は世界で2番目に大きい(GDPベースで)都市なのである。


令和6年度(2024年)の予算は、

一般会計に、特別会計と公営企業会計を合わせた都全体の予算規模は、16兆5,584億円(単純合計)となり、スウェーデンなどの国家予算とほぼ同じ予算規模です。

と都が発表しており、


こちらのリストを参照すると、世界で18番目の国と同じ大きさなのである。


*ちなみにクソ円安のせいでこうなっているわけで、1ドル=100円とかだともっと大変なことになる


だから、この都市のトップに立つとどんなに大きい権限を持つことができるのかというのは自明だろう。なので、どんなクソ野郎でもこの権限を取りにくるのである(石原慎太郎はそういう意味で非常に頭がよかったですよね)。そして今回に限っては、小池は確かに票を持っているが学歴詐称問題で逆風が吹いており、対抗馬の蓮舫は国籍自体が怪しいのがネットのおかげでそれなりにバレているのである(少なくとも台湾人ではなく、ただの中国人だというのが日本社会のコンセンサスになってきたのはいいことなのかと)。東京都知事選というのは政策の中身なんかは二の次で知名度がほぼ全てのウルトラポピュリズム選挙である。東京15区の勢いをそのままに、無理やりでも候補を立てて都知事選に挑めばよかったのである。


そう考えることができさえすれば日本のためにプライドを捨てて小谷真生子さんでも大江麻理子さんでもひれ伏して土下座して出てもらえばよかったではないか。有本本人が出ててもよかった。


だが実態は、飯山あかりともめ、北村弁護士に逃げられたわけで(まあ正直北村さんはタマとしてはあんまりよくないですよね、こいつもYouTubeの自身のチャンネルを見るとひたすら他人のダメ出ししてたりして、トップの器ではない感じ)、それがこいつらの哀れな実力なのである。ネットで小暴れしているだけで、これだけ時間があったにもかかわらず、候補者一つ用意できなかったわけだ。





ちなみに、このYouTubeでの言い訳ライブもなぜ回避したかというところの主張が右往左往しており、後は得意の他人の悪口である。鼻をズルズルすするのも、「ちょっと水を飲まして」と言わなくてもいいのにいちいちわざわざ断って水を飲むのも、最高に気持ちが悪く、相変わらず見るに堪えないのだが、最後まで我慢して聞いてみたのに中身は非常に薄っぺらかった(正にただの言い訳という感じ)。少なとも自分にはこれが日本の本流保守には全く見えなかった(まあそもそも今回はトンズラこいたわけで・・・)


結局は負けがわかっているのに突っ込んでいってお金を失うのを恐れたというのが本当のところなのだろう。現状の、老人や知能の低い右よりの人間をカモって、インプレを稼いで楽しくマネタイズするのが一番いいと判断したのでないだろうか(どう考えてもそんなことしてるより、人脈作って支持者広げる方をやらなくてはならないと思いますけどね)。





とにかく、日本保守党はいきなり国会に人を送り込むのは難しいであろうから、この都知事選でひと暴れしてつめ跡というか、プレゼンスをしっかり全国の有権者にレペゼンするいい機会だったのだ。それさえしないのは悪手でしかない。振り返ると、結党当初に河村たかしを軍師につけた時から十分に怪しかったのだが、いい人材を集めることさえできず、それでも金がチャリンチャリンするから毎日中身のないライブ配信をせっせとやっているのである。





百田氏は「勝ち目がない」といっていたが、敵は小池と蓮舫である。だとしたら、「オールジャパン」という枠組みを作って、愛国者から組合までがゆるやかに連合する体制を作ってもよかったではないか。そんなアイデアもないのだろうか。もし万が一、蓮舫が東京都を取ることになったら、それは香港の様に、中共が世界第二の大都市を落としたことになる。その重大さも理解できていないのだろう。


今までも何度も書いてきたが、日本の選挙というのは選挙とは言うが実際はどのゴミ野郎が一番マシかを選択するという行為でしかないのである。だとしたら、日本保守党の候補はいくら党がクソでもゴミ野郎の中では一番マシになれた可能性が極めて高い。それを戦わずして遁走するとは。あらゆる選択肢の中で、一番最悪の道を熟考の上、選択する。これは正に某世界大戦を戦った時の日本の政治家や軍部と同じではないか。古来から受け継がれてきた美しい日本の精神がこれなのだろうか。本当に残念というか、トホホなのである。


*ちなみに、このライブ中に同時に裏番組という形で飯山あかりが得意の小池批判(しつけーよ)のライブ配信をしていて素晴らしい悪意を感じました笑笑


*2024年06月02日追記:

6月2日の午後、ちょうど今、生配信で百田氏が昨日の不出馬の配信についたコメントに対する反論ライブを行っています。反論と言っていますが、中身は反論というよりはただの罵倒です。ライブを観て率直な意見を述べた人の多くは日本保守党の党員か支持者でしょう。そういう人たちに対して「なんでお前らにそんなこと言われないとあかんの?」とマジで言い放っています。また、「5千万でも持ってきてたら話は違う(=だから貧乏人はだまってろ&SNSの養分に徹してろ)」とも言っています。

「(党員に対して)月500円くらいで私を自由に使おうと思うなよ」。これは彼の作家生活の中での一番のパンチラインでしょう。まあこれが本性というか本音なのでしょうね。イエスマン以外は発言してはいけない党ということなんでしょうか笑笑。

哀れなのは、そもそもがYouTubeのマネタイズをシノギのコアにすえているせいで、党員と一般人をフィルターする配信の手段さえ確保できていないことです。そんな中でのブチギレライブ。これが古来からの美しい伝統を引き継いだ日本の精神らしいです。

とにかく、都知事選だけは他の選挙と違うのです。そこも理解できなかったのでしょうか。また、選挙ではあらゆる手段を使って多数の支持を形成することが必須です。ですから、今回意見を言ってきた人もまるめこんで支持者としてとりこむ器量が当たり前ですが必要です(どころか真逆ですよね・・・、自分からケンカを売るって・・・)。

また、ひたすら「なんで惨敗するのがわかっていて1億円使わないといけないの?」ともくりかえし視聴者に問うています。別に1億円使わなくてもいいでしょう。当て馬でもいいから誰か出せばそれだけも違っていたと考える人もいるということです。現に、東京15区では飯山あかりが出たから小池が出てこれなかったわけで。それに田母神さんはどう考えても日本保守党よりもお金を持ってないでしょう。それでも出馬しているのです。

*ちなみに、このライブの直前に、飯山氏が「候補を出すべきだった」というライブを行っていて、非常に崇高な悪意を感じました笑笑

その後、橋下徹が参戦してプロレスファンにはたまらない展開になっています笑笑。

機を見るに敏とは正にこのこと。橋下徹は動き出すタイミングをよくわかっていますね。

*2024年06月03日追記:

昨日の飯山氏の執行部批判(ものすごく遠回りですが)配信→制限がかかって見れなくなる→飯山氏「制限がかかっちゃいましたー」とXで報告→百田氏「そういうことはありえない笑笑」とわざわざライブ配信で飯山氏の行動を否定

百田氏はしかもこの日は3回目のライブ配信です。確か、がん闘病中ではなかったでしょうか?なのに、そこまでしていちいち飯山氏の行動を否定するとは、よほど飯山氏とそちらについている日本保守党のファンが気に食わないんですね・・・。

ただただ狂気を感じます。

また、「たかだか月500円」発言の余波もあり、「僕なんか6X歳なんだけど、ひもじい給料から毎月500円払ってるんだぞ!」みたいな人も出てきていて、涙が止まりません。いつだって信者というのは哀れなものですが、日本保守党の信者は特に哀れです。なぜなら、党首が「だまって養分に徹してろ」と信者に指示していたり、「気に食わないなら党員やめてもらっていい」とまで言っているのに、せっせとお布施をしているからです。悲惨ですね・・・。

*2024年06月08日追記:

百田氏は、「僕たちは国政政党を目指すんだぞ!だから都知事選は回避したんだぞ!」とか言ってますが、

こんな子供じみた言い訳を信者向けの配信でかます人間に国家をまかせて大丈夫なんでしょうか?今でさえ「クソ貧乏人はだまってろ」と信者に言ってる人が、今度は国民に同じことを言うだけでは・・・。

最近の配信の内容はとにかくカネの話ばかりなのですが、政党の党首がここまでカネのやりくりに言及したのを自分は見たことがありません。そういう事は、裏で調整するのが普通だと思うのですが・・・。

*2024年06月10日追記:

百田氏は今度は代表を降りると言っているらしいですね。

今回は今まで食い物にしてきた知能の低いネトウヨが自分の意のままに動かないので発狂しただけの話です。

ですが、「僕たちは国政政党を目指すんだぞ!だから都知事選は回避したんだぞ!」とまで言って、国政に打って出た場合は、今以上に知能の低い底辺のキーボード戦士や、相手を攻撃するには非常に才のあるパヨクの攻撃を受けることになります。それに耐えることができるのでしょうか?

掲示板のコメントでは「どうせ信者や取り巻きに、やめないでーと言ってもらいたいだけだよ」との声が大半を占めていて、みんなわかってんるんだなーと思いますが、それにしても国を司る能力がある人物とはとても思えません。底辺ネトウヨ老人向けの愛国小説というニッチなジャンルのナンバーワン小説家という感じで、それであればどんな発言もなるほどーと受け入れられると思うのですが。