PCを数年ぶりに新調したよ2020 その9:モバイルモニター買っちゃった!という話

以前書いたことがあるのだが、自分はテレビを見るのを全くやめたのである。



で、その代わりYouTubeを何かと流しっぱなしにするようになった。



Netflixなんかのサブスクや、Apple MusicとかAmazon Music Primeなんかの聴き放題サービスも試してみたが、自分には全く必要がなかった。映画は映画館に見に行ったりレンタルしたりすればそれで間に合うし、音楽の聴き放題サービスもどこも悲惨なひどさのインターフェースで肝心の楽曲やアルバムにたどり着くまでに、不必要なストレスを与えられてしまうのである(特にAmazonのアレはひどすぎじゃないすか?)。だったら、YouTubeで音楽も聴いたほうが全然手っ取り早いし簡単でいい。


また、音楽に関しては自分が好んで聴く、非商業的なアングラな作品や、テクノやハウスの黄金期であった90年代の12インチあたりの品揃えが大手の聴き放題サービスでは全滅と言っていい状況なのである。



昔はよかったよねえ・・・、って思ったらもう老人なんだろうね。


そんなわけで、かねてからの懸案であった、主にYouTubeの映像を映す用のサブモニターを買ったのである。株のトレーディング用に31インチの4Kモニタを2台買っちゃおうかな、というのも昔から考えていることなのだが、それは引っ越したりして終の住み処を構築してからでもいいと思ったし、ちょっとした出張や旅行でも持ち運びできるモバイルモニターを購入することは、ささやかな夢だったのである。


とはいえ、机の上を片付けるのも面倒に思ってたりして、購入を後回しにしていたのだが、ここまでYouTubeに依存している生活をしている今、買うなら今かなと思い買ってみた。売れ線は15インチの4Kモニターであって、4Kにこだわらなければ1.5万くらいでいくらでも選択肢があるらしいのだが、自分は、

  • たまにブルーレイを見るので4K画質であること
  • デザインは極力シンプルであること、窓から投げたくなるようなダサいやつや、メーカーロゴがでーんとプリントされているものはNG
  • 画面はもちろん非光沢
  • タッチパネルはいらないというか誤動作を誘発することにしかならないので、絶対に非搭載であること

あたりをこだわりポイントとして選考の基準にした。特にデザインはこの分野は完全に中華メーカーが寡占している状態なので、なかなかパンチが効いているものもあったりする。


で、色々と探しまくってやっと出会ったのが、これ。



正直、画質というか液晶の品質は期待していたよりもずっと悪かったが、15インチで無理やり4Kの解像度を出そうとしているのがそもそも無理があるし、この値段(クーポン込みで2.7万円くらい)であれば、妥当な品質だと思う。そもそも、4K表示にしたら字なんか全く読めないので、基本このモニターには映像しか映さないことを考えると、自分的にはいい買い物だったという感じだ。


心配していたデザインも非常にミニマルでよく、MacBookの隣に置いても全く問題ない感じである。


さらに、このモニター用のスタンドには、



これを購入してみた。これも、ネット上のレビューなんかが全く参考にならず、調査にかなり時間を要したのだが、上記のモバイルモニターを選択する場合はこのスタンドがベストバイと考えてよさそうだ。高さが若干自分の環境では足りなかったのだが、ほどんどの方には問題にならないはずである。強度もデザインも品質的には全く問題がなくおすすめである。


そんなわけで、やっと念願のデュアルモニター環境を手に入れたのである。毎回のことだが、一度理想の環境を構築してしまうと「なんでもっと早くやらなかったんだろう?」と思うものだ。今回も例にもれず、同じことを思って自分の決断力の低さを恥じることになったのだった。


正直なところ、最近はYouTube上のバラエティ系の動画にはすっかり飽きてしまって、以前ほど力を入れて追いかけているわけではないのだが(ねこべやさんが突出して出来が良く、かつ、面白すぎるというのもあるんだけど)、見るものがなくなってしまった場合は、普通に音楽を流しっぱなしにすればいいだけの話だ。そんな感じで、ちょっとのお金をかけて理想の環境を手に入れることができて、大満足なのである。